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あの「新宿ベルク」の<まかない丼>がすごいらしい。お店で似た味を食べるなら?

2023.05.31

新宿ベルクのまかない

知る人ぞ知る名店の「食べるべき逸品」と、普段なかなかお目にかかることのできない「まかない」を前後編の2本立てでお届けするグルメシリーズ。

今回は、筆者の心のオアシス、新宿「ビア&カフェBERG(ベルク)」がのまかないが登場です!

じつは筆者がプライベートでお店を訪れた際に、スタッフさんが何やらおいしそうなまかないを食べているのを何度か目撃しており、ずっと気になっていたんです……!

前編はこちら
新宿ベルクの人気メニューが勢ぞろい! 豪華プレート「エッセンベルク」がすごい【1日限定30食】

「ベルク」は新宿駅構内にある人気のカフェバー。

コンパクトなスペースに立ち飲みカウンターとテーブル席がぎゅぎゅっと配置されていて、開店の朝7時から閉店の23時まで、老若男女さまざまなお客さんがひっきりなしに訪れます。

新宿ベルク
全45席という規模の店に、コロナ前は1日の1500人あまりの来客があったというから、その人気ぶりがうかがえます。

そんな多忙を極める店内を、無駄のない動きでテキパキとさばくスタッフさんたち。

多彩なメニューを覚えるだけでも大変なのに、ドリンクや料理の仕込みや提供、物販など仕事も多く、側から見ているだけでも目が回りそう……!

好きな具材を好きなだけ! うらやましすぎる「ベルク」のまかない

そんなスタッフさんたちのお楽しみは、やはりまかない。

「提供する料理の味を覚えてほしいという思いから、基本的にお店のものを自由に食べてOKということにしています」

と、副店長の迫川尚子さん。

人気の自家製シャルキュトリやデリの数々が自由に食べられるとは、なんと太っ腹!

新宿ベルクのまかないは店内のおかずのせ放題

各々がその日の気分に合わせて、好きなおかずを好きなだけごはんやパンにのせていただきます。

新宿ベルク市原さん
この日、まかないを見せてくれたのは、勤続30年のベテランスタッフ、市原結美さん。

新宿ベルクのまかない
「五穀米に生卵を落とし、レンズ豆のサラダやベビーリーフ、スライスオニオン、コーン、さらに当店自慢の極上コーンドビーフとスモークチキンをのせた、スペシャル卵かけごはんです」

なかなかわんぱくなビジュアルですが、野菜もたっぷりで栄養バランスもよさそう。

気になるそのお味は……

今回は特別に、市原さんカスタムのまかない丼を食べさせていただきます!

がつがつとスプーンで混ぜて、いざ実食!

新宿ベルクのまかない
それでは、いただきます!

コーンドビーフとスモークチキンのうまみと塩味が食欲をそそるやさしい味わいは、ひと口頬張ると体の細胞から元気になるよう。

とろりとした卵とシャキシャキ野菜、プチプチのレンズ豆とコーンの食感が楽しく、食べ飽きることもありません。

「ベルクで使用している卵は、飼育環境にこだわる養鶏農園から仕入れる自然卵です。太陽を浴びて元気に動き回る鶏から生まれる味わい深い卵は、シンプルに卵ごはんにするのが一番です」と、市原さん。

「こんな贅沢な丼が食べられるなんて、スタッフさんが羨ましいなぁ……」と思いながら店内を見回していると、今回のまかないに似た異色のメニューを発見!

新宿ベルク「味の形スペシャル(660円)」
その名も「味の形スペシャル(660円)」。迫川副店長のインタビュー本『味の形』の中で、この卵かけご飯の商品化構想が語られたことからこの名前になったそう。

五穀米の大盛りごはんに、自然卵が2個。さらにバター、コーン、レンズ豆、トマトがトッピングされた丼がとってもユニーク。

レジ横の「調味料ボックス」に入っている各種調味料から、好みのものをかけまわして召し上がれ。おすすめは「唐辛子醤油」なのだとか。

自慢の料理はテイクアウトもOK

それにしても「ベルク」のシャルキュトリは、各種ソーセージからベーコン、生ハム、パテなどバラエティが豊富で、何を食べても風味豊かで本当においしい!

中でも看板メニューである「ベルクブルスト」は、本場ドイツのIFFAコンテスト(ハム・ソーセージコンテスト)で金賞を受賞した、世界が認める逸品です。


これらのシャルキュトリはテイクアウトも可能。
筆者は自宅用はもちろん、ホームパーティなどの手土産としても利用しています。

さらに手作りのデリやスイーツも大人気。
スタッフたちが考案するオリジナリティあふれる料理の数々は、時期によって内容が変わるので、気になる人はTwitterInstagramをチェックしてみて!

随所に個性とこだわりが光る唯一無二の空間

「ベルク」の魅力は、スタッフさんたちの個性が店の随所に垣間見えるところ。

「お店で流れるBGMは、店長が毎日異なるプレイリストを作っているんですよ。昭和歌謡だったり、ジャズだったり、その日によってテーマを変えているので、ぜひ意識して聴いてみてくださいね」

と、迫川副店長。

ベルク通信
また、毎月発行されるフリーペーパー「ベルク通信」も楽しみのひとつ。

時事ネタから食材や料理の話、店内で開催中の展示の話題など、スタッフさんの思いが詰まった文章は読み応え十分です。

料理だけでなく、店の内装や雰囲気作りに至るまで、空間すべてにこだわりが詰まった唯一無二のカフェバー「ベルク」。
移り変わりの激しい新宿で長年愛される理由がここにあります。



ビア&カフェBERG(ベルク)
160-0022 東京都新宿区3-38-1 ルミネエストB1F
電話 03-3226-1288
営業時間 7:00〜23:00
定休日 無休
https://www.berg.jp

この記事を書いたのは……


土屋 朋代

『地球の歩き方』や『ことりっぷ』などの旅行誌を中心に、紙・ウェブ問わずさまざまな媒体の企画や取材、編集、執筆を手がけるフリーランスのライター。インド仕込みのヨガインストラクターだったり、東京 下北沢にある場末酒場のバーテンダーだったりもします。近年のマイブームはサウナ巡り。徹夜で原稿を書き上げた足でサウナに入るとよくととのいます。

撮影・文/土屋朋代

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