主にパック詰めされて売られている「
おかひじき」。じつは今が旬なんです。見かけたらぜひ手に取って欲しい! シャキシャキ食感でおいしく、栄養もたっぷりですよ。
まずはおかひじきについてご紹介。
「おかひじき」とは?
海藻の「ひじき」のように細かい葉が特徴で、丘のひじき=おかひじきと呼ばれる葉野菜です。別名「海松菜(ミルナ)」とも(こちらも海藻の海松から)。山形県の伝統野菜でもあります。
主にゆでたり炒めたりして食べますが、加熱してもシャキシャキとした食感が楽しめます。
栄養としては、カリウムやカルシウム、マグネシウムなど、ミネラルが豊富です。
「おかひじき」の旬は?
4月から出始め、5~6月にかけてが最盛期です。ハウス栽培もされているため通年味わうことができますが、5~6月に天然ものや露地ものが出回ります。
「おかひじき」のゆで方(下処理)
さっとゆでればサラダやあえものなどにして食べることができます。おかひじきならではの食感を残すゆで方がおいしさのポイント。ゆで時間は守って!
材料(2人分)おかひじき……1 パック(70〜80g)
塩……ふたつまみ
作り方
(1)おかひじきは長さ5 ㎝ほどに切る。
(2)鍋にたっぷりの湯(約1L)を沸かし、塩を加える。おかひじきを入れ、再度沸騰させてから1 分ほどゆでたら、ざるに上げて冷水にさらし、絞って水けをきる。

冷水にとることで食感をキープ&色鮮やかに仕上がります。
ゆでたおかひじきを使って、さっそくおいしい副菜を作りましょう!
ゆでた「おかひじき」の食べ方アイディア

イチオシはサラダ!
たんぱくな味わいなので、洋風に味つけても合うんです。
『おかひじきとトマトのサラダ』の材料と作り方
ボールにゆでたおかひじき1パック分、1㎝角切りにしたトマト1個、ツナ1缶(缶汁ごと)を入れてあえる。オリーブオイル大さじ1、塩小さじ1/2、酢小さじ2を加えてあえる。

おかかあえに!
もちろん和風味は鉄板。ご飯との相性も抜群です。
おかひじきとちくわのあえもの
ボールにゆでたおかひじき1パック分、砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1、削り節1パックを入れてあえる。幅5㎜の斜め切りにしたちくわ2本を加えてあえる。

ナムル風に!
ごま油がからみ、あと引く味わい。作り置きにも!
おかひじきのナムル風
ボールに白すりごま小さじ1、酢小さじ1、しょうゆ小さじ1、ごま油大さじ1を入れてさっと混ぜ、ゆでたおかひじき1パック分を加えて混ぜ合わせる。
一度食べたらそのおいしさに、献立のレギュラー入りすること間違いなし。おかひじきを見つけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。
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