◆エジプト人も、和食を食べると同じような腸内フローラに!腸内フローラのバランスは永続的なものではなく、食習慣によって変化することがわかっています。
以前、「1万人の便サンプル」を収集して腸内フローラを解析する研究を行っていたという福田先生。「同じ釜の飯を食うアスリート」のサンプルを求め、相撲部屋の力士たちに協力を求めたことがありました。
「その相撲部屋にはエ
ジプト出身の力士がいたのですが、彼の腸内フローラを調べたところ、
他の日本人の力士たちとそれほど違いはありませんでした。これは数年間にわたって、同じ釜の飯であるちゃんこ鍋や日本食を食べる生活をすることで、腸内フローラも日本食に適した形に変化したのだろうと推測しています。」
つまり、「食生活」を見直せば、腸内フローラもおのずと変化するのです。もし、お通じがすっきりしない、おなかがごろごろする……といった悩みを抱えているなら、もしかして腸内フローラの状態がよくない可能性も。
そんなときは、ぜひ食生活を見直して、
ご飯に雑穀を混ぜてみたり、納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を取り入れるなどして、腸内細菌を元気にする食生活に変えてみてくださいね!
(オレンジページサロンWEB 「オレペ腸活部」より)