風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなど、感染症が気になる今の時期。免疫力を高めて、体調管理をしっかりしたいですよね。
そこで、西洋医学と漢方医学のスペシャリストである今津嘉宏先生に、日々取り入れやすい『
免疫力アップのストレッチ方法』を教えていただきました。
座ってできる上体ストレッチで、代謝を上げながら免疫力も向上。筋肉を無理なく心地よく伸ばすので、毎日の習慣にぴったりです!
『免疫力アップにつながる上体ストレッチ』のやり方
➀

椅子に座り、左右の腕をまっすぐ真横に伸ばす。親指が下に向くように両腕をひねり、手のひらから後ろにグーッと伸ばして肩甲骨と肩甲骨を近づける。このとき、腕が下がらないように注意する。10秒ほどキープし、腕を真横に戻す。これを5回繰り返す。
②

両腕を前に出して、指先を真上に向ける。指先を見ながらひじを伸ばし、さらに腕をグーッと真上に伸ばす。 10秒ほどキープし、もとに戻す。呼吸を止めないように注意する。これを5回繰り返す。
「免疫力を上げる最大のコツは、血流をよくし体温を上げること」と今津先生。
上体ストレッチでは、胸郭を広げ、血流を促進して猫背改善にもつながります。生活の中で気軽に実践できるので、ぜひ体調管理に役立ててくださいね!
教えてくれたのは……
今津嘉宏先生

芝大門 いまづクリニック院長。西洋医学と漢方医学を融合し、全身のさまざまな病気や不調の診療を行う。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)などがある。