旬の今、1株で買う機会の多い
白菜。鍋に汁物に冬じゅう活躍してくれる万能っぷりですが、意外とレパートリーに挙がらないのが、炒め物など水分量がキモの料理。
そこで試したいのが、
細切り&塩もみ。塩をまぶして20分おくと切り口から水けがジャバっと滝のように出てくるので、アレンジが自由自在に!

今回は塩もみ白菜をみっしり詰めた肉巻きを紹介します。
『肉巻き白菜の甘辛照り焼き』
材料(2人分)
白菜(大)……1/8株(約380g)
豚ロース薄切り肉……12枚
マヨネーズ……小さじ2
照り焼きだれ
しょうゆ……大さじ1
酒……大さじ1
砂糖……大さじ1/2
みりん……大さじ1/2
塩……小さじ2/3
小麦粉……適宜
サラダ油……大さじ1/2
作り方
(1)
白菜は横に幅7~8mmに切り、ボールに入れる。塩を全体にまぶして20分ほどおき、しんなりとしたら水けをしっかりと絞る。照り焼きだれの材料を混ぜ合わせる。
(2)
ラップを20cm四方に敷き、小麦粉を薄くふる。豚肉を3枚一組にし、長辺を少し重ねて縦長に置く。表面を手でたたいて肉を少し広げ、片面にマヨネーズ小さじ1/2を塗る。白菜の1/4量を手前に横長にのせ、ラップの端を手前から持ち上げてひと巻きする。肉の両端を内側に折りたたみ、最後まで巻く。残りも同様にする。

(3)
フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を巻き終わりを下にして並べ入れる。ときどきころがしながら、全体にこんがりと焼き色がつくまで5~6分焼く。フライパンの脂を拭き、照り焼きだれを加えて煮からめる。食べやすく切って器に盛る。
甘辛く味つけされた照り焼き肉巻きの完成! 密度MAXの白菜は力強い歯ごたえ。満足感大なのに、具材は白菜オンリーだから罪悪感ゼロなのも嬉しいですね~。
ジューシーさがポイントなので、肉を巻く際に肉の端を内側に折る工程を忘れずに。汁けを流出させず、肉巻きの中に閉じ込めれば、よりおいしくいただけますよ。
塩もみ×細切りのテクニックを活用した絶品肉巻き白菜、ぜひ試してみて♪
(
『2023オレンジページCooking冬 「作る、楽しむ、笑う! 冬こそちょっとごちそうを」』より)
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