10月から絶賛公開中のオリジナル長編アニメーション映画『ふれる。』。『
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』という「青春三部作」を手がけた、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザイン&総作画監督の田中将賀氏の3人が組んでこの秋に贈る、新たな青春と友情の物語です。
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映画では、主人公・秋の料理シーンにも大注目!
本作では、不思議な生き物「ふれる」と同じ島から上京した青年3人が共同生活を送りながら、変化しゆく友情が描かれています。
なかでも今回の映画で、重要なシーンのひとつだったのが「食事風景」。
BARでアルバイトをしている主人公の小野田秋は料理上手で、共同生活の中で3人に手料理をふるまったり、BARでまかないを作ったり。これがまたおいしそう! と話題なんです。
定番の家庭料理から、BARのまかないならではの独創性のある一品まで、和洋中に限らないさまざまなメニューが登場し、思わず映画を見ながらおなかがすいてしまうなんてことも……。
おいしいもの大好き、オレンジページnet編集部としてはこれは見逃せない! 秋が作った気になるメニューを最速取材しました。
映画『ふれる。』に登場!秋の手料理シーン6選
3人が幼いころ、よく食べていた懐かしの味噌シチュー。中央には「ふれる」のごはんもあります。
お互いの身体に触れ合えば心の声が聴こえてくる不思議な生き物「ふれる」の力で食べたいものを決めた、「ふれる」の力が最初に見られる印象的なシーンで登場しました。
「ふれる」が毎日いっしょに朝ごはんを食べさせることから始まる共同生活の朝。こちらは、ご飯に目玉焼き、ソーセージ、梅干しなど、王道の朝食です。
日々の料理には和食・洋食・中華が交じって登場。品数の多さ、そして作りおきまでしてしまう秋の料理レベルに、「秋、すごすぎる……!」と思わざるをえません。
秋の料理力は、アルバイト先のバーでもいかんなく発揮。家のキッチンのように設備が整っていないなかでも工夫し、その場にある食材で作り上げるのは見事。
「クスクスカレー」や「担担麺そばアレンジ」といった一風変わったまかないは、その後の物語の流れにも大きく関係しているんです。
気になりすぎて「味噌シチュー」を作ってみた!
数多く出てくる料理のなかで、編集部員がいちばん気になったのが最初に出てきた「味噌シチュー」。ちょっと寒くなってきた今の時期にぴったりでは⁉ と想像しながら作ってみました。
野菜を炒めて水を入れて煮込み、市販のクリームシチューのルウ、牛乳で味つけ。最後に今回のポイント、みそを追加します!
じゃーん! でき上がったのがこちら。本家同様、お椀に入れてみました。
画像を参考に、食材はじゃがいも、にんじん、ほうれん草、鶏肉だと推測して使ってみたのですが、ころっとした丸い茶色のものは豆かも? 秋の料理レベルだったら、ひよこ豆(ガルバンゾ)とか入れていてもおかしくない……なんて想像するのも楽しい時間。
味ももちろん、最高でした。クリームのまろやかさにみその塩けとこくがぴったりで、何杯もお代わりしちゃうおいしさです。
映画観賞の際は、食欲の秋にぴったりの『ふれる。』の秋の料理シーンにもぜひ注目して楽しんでみてください!
ふれる。>>公式サイトはこちら絶賛公開中
キャスト:永瀬 廉 坂東龍汰 前田拳太郎 白石晴香 石見舞菜香 皆川猿時 津田健次郎
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
YOASOBI「モノトーン」(Echoes / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.)
制作:CloverWorks
配給:東宝・アニプレックス
製作幹事:アニプレックス・STORY inc.
製作:「ふれる。」製作委員会