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だしのうまみがしみわたる『トマトとオクラの冷やしおでん』のレシピ【夏野菜を満喫】

2024.07.13

「おでん」といったら冬の食べもの?
いいえ、夏には夏のおいしいおでんがあるんです‼

なんといっても夏のおでんのいいところは、キーンと冷えただし。
みずみずしい夏野菜にだしのうまみが余すところなくしみて、食べると体も澄みわたるようなおいしさです。

材料もごくシンプルだからこそ、上品で滋味あふれるだしを思う存分味わってみて。

『トマトとオクラの冷やしおでん』のレシピ

材料(2~3人分)

トマト……2個(約300ɡ)
オクラ……6本(約60ɡ)
さつま揚げ……4枚
うずらの卵の水煮……6個

〈煮汁〉
 だし汁……1と1/2カップ
 酒……大さじ1と1/2
みりん……大さじ1と1/2
塩……小さじ3/4



作り方

(1)材料の下ごしらえをする
トマトはへたを取る。熱湯に入れ、へたのまわりの皮が少しむけてきたら、氷水にとって皮をむく(湯はとっておく)。オクラは塩少々をふり、まな板の上でころがす(板ずり)。へたの先を切り、がくのまわりをぐるりとむく。さつま揚げはとっておいた湯をかけ、油抜きをする。

(2)具材を煮て、冷やす
口径約18㎝の鍋に煮汁の材料を混ぜ、中火にかける。煮立ったらオクラを加えて3 分ほど煮る。弱めの中火にし、トマト、さつま揚げ、うずらの卵を加えて2 分ほど煮て、火を止める。ペーパータオルをかぶせ、粗熱が取れたら冷蔵庫に30 分ほど置く。

だしからはみ出た具材が乾かないよう、煮てからペーパータオルをかぶせてだしをいきわたらせるのがポイント!
ふつうのおでんは鶏卵ですが、小さいうずらの卵を使うので短時間で味がよくしみます。 

今日はジーンと心と体に染みるようなものが食べたい、そんなときにとってもおすすめの一品です。

料理/市瀬悦子 撮影/髙杉 純 スタイリング/朴 玲愛 文/編集部・平

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