だし汁にふわっと浮かんだ卵が、やさしい味わい。
にごらないよう、ゆっくりかき混ぜます。
ねぎは斜め薄切りにする。わかめは水で洗い、堅い筋の部分を取り除いて一口大に切り、水に10分ほどつけてざるに上げて水けをきる。きぬさやはへたと筋を取り除き、熱湯でさっとゆでて水にとり、縦に幅5mmに切る。片栗粉大さじ1はだし汁大さじ3で溶いておく。ボールに卵を割り入れ、菜箸を底につけたまま左右に動かして泡立てないように混ぜ、だし汁大さじ2を加える。
鍋にだし汁4カップを入れて中火にかけ、煮立つ直前にねぎを入れて薄口しょうゆと、塩小さじ1/3を加える。だしで溶いた片栗粉をもう一度混ぜてから回し入れて混ぜ、わかめを加える。卵より先に、片栗粉で汁にとろみをつけて。汁がにごらずきれいに仕上がります。
卵液を計量カップに入れて鍋に細く回し入れ、菜箸でゆっくりと混ぜる。卵液は、少しずつ回し入れるのが、ふんわりと仕上げるポイント。注ぎ口のある器に入れると、失敗知らずです。器に盛り、きぬさやをのせる。