第26回：ジンベイザメと海で泳ぎました【オレンジページnet編集長・原田直美】 はこちらジンベイザメと泳ぐのは憧れですね～。近くにくると怖そうだけど…。でもやってみたい！
こんにちは、『オレンジページ』本誌編集長の松田紀子です。
この連載は『オレンジページnet』 編集長、原田直美ちゃん（同級生、蟹座）との往復書簡になります。
そしてそれぞれが無事に50歳の誕生日を迎えましたので、この連載はひっそりと最終回を迎えます。私の回はこれで終わりです。特に何の反応もなくそっと書き綴られていた往復書簡ですが、読んでくださっているどなたかの心に何かしらの爪痕を残せたら幸いです。
先日、おかげさまで50歳のお誕生日を無事に迎えることができました。とはいえ世界が急にきらびやかに見えることもなく、単なる日常の延長戦ではあるのですが。友人知人や九州の母にもお祝いの電話やメッセージをいただき、とてもありがたく、感謝の念が絶えません（息子はすっかり忘れていたようですが）。
（お誕生日当日は新宿の「そっくり館 キサラ」に行き、ものまね芸人さんたちの神業にお腹がよじれるほど笑い転げていました。ものまね最高。）
ものまね館では花火付きのケーキが運ばれてきて感激
お誕生日会にはケーキを焼いていただきました！思えば40代は、30代よりもずっと仕事を頑張った10年でした。
32歳で出産したので、30代は子育てと仕事の両立でへとへと、40代になってようやく仕事に本腰を入れられるようになって、縦横無尽に立ち働いた記憶しかありません。
今、50歳を迎えて得た知見としては、「日常は突然奪われることがある」ということでしょうか。全世界が対峙した、パンデミックによる世界の急変です。
のほほんと暮らしていた日々が、あのように突然奪われ、ままならない状況に陥ることがある。そしてまた、あのような事態にいつ陥るかわからない。
だからこそ、
伝えたい人には伝えたいことを、会いたい人にはしっかり会いに行き、自分や家族の健康も第一に考える。なるべく笑って身の回りの人々が明るくなれるようなふるまいを心掛け、健やかに一日を終える。そういったあたりまえのことを、50代では大切にしていきたいなと。
この連載は終了しますが、これからも本誌「オレンジページ」をどうぞよろしくお願いいたしますね！
またいつかどこかでお会いしましょう～。
連載「蟹座、もうすぐ50歳」を最初から読みたいかたはこちら
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