主菜
更新日 2025/6/3
武蔵 裕子
料理家
両親と双子の息子の3世代の食卓を長年切り盛りしてきた経験から、合理的で健康的、時短、簡単でありながらおいしい料理を提案。15年以上にわたり、魚焼きグリルの調理の幅広さに注目し研究を重ねてきた。
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まず「板ずり」をします。葉を切り落としてから、茎をフライパンに入る長さに切り、まな板に置きます。塩をたっぷりとふり、そのまま両手でこすりつけて前後にころがせばOK。こうすると色がよくなり、表面の堅い皮がはがれやすくなります。
次に下ゆでをします。フライパンに水を高さ3cmほど入れて沸かし、ふきを塩をつけたまま入れて2分ほどゆでます。冷水にとり、粗熱が取れたらざるに上げて水けをきって。これで柔らかくなり、えぐみのもととなるアクも抜けます。
最後に、堅い皮をむきます。切り口から2~3cmくらいまで、バナナの皮をむくようにむき、まとめてひっぱると、するりときれいにむけます。全体の皮がむけたら、下ごしらえ完了です。
ふきは下ごしらえをし、長さ3~4cmに切る。小さめの器に片栗粉、水各小さじ1/2を混ぜ合わせて、水溶き片栗粉を作る。
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、ひき肉を入れてほぐしながら炒める。ぽろぽろになったらだし汁を加え、煮立ったらアクを取る。ふきと、酒大さじ1、みりん、しょうゆ各大さじ1/2、塩少々を加えて2~3分煮る。水溶き片栗粉をもう一度混ぜてから回し入れ、手早く混ぜて、とろみがついたら火を止め、器に盛る。
初出 オレンジページ 2010年3月号
武蔵 裕子
料理家
両親と双子の息子の3世代の食卓を長年切り盛りしてきた経験から、合理的で健康的、時短、簡単でありながらおいしい料理を提案。15年以上にわたり、魚焼きグリルの調理の幅広さに注目し研究を重ねてきた。