肉や魚は入れず、白みそで甘めに仕上げるのが関西風。みそは好みで白みそ以外のものを使っても。
里いもは上下を少し切り落とし、六角形になるように厚めに皮をむいて、厚さ2cmに切る。ボールに入れて塩大さじ3をふり、ぬめりが出るまで手でもむ。熱湯でさっとゆで、水にとってぬめりを洗い、ざるに上げて水けをきる。焼き豆腐は横半分に切ってから、縦に幅2cmに切る。手まり麩はさっと洗う(乾燥の場合は水に浸してもどし、水けをしっかりと絞る)。三つ葉は根元を切って長さ3cmに切る。
鍋に里いもとだし汁1カップを入れて中火にかけ、竹串がすーっと通るくらいになるまで15分ほど煮る。焼き豆腐、手まり麩を加えて3~4分煮る。餅はオーブントースターでこんがりと焼き色がつくまで焼く。
別の鍋に残りのだし汁を煮立て、火を止めて白みそ1/4カップ強を溶き入れる。椀に餅と具を盛ってみそ汁を注ぎ、三つ葉をのせる。
(1人分204kcal、塩分1.2g)
---だしのとり方---
●材料(でき上がり約5カップ分)
昆布(10×15cm) 1枚
かつおの削り節 35g
水 5カップ強
●作り方
1.昆布は乾いたふきんでさっと表面を拭き、水とともに鍋に入れる。弱火にかけ、小さな泡が立って沸騰直前になったら昆布を取り出す。
2.煮立ったら削り節を一度に加えて強火にし、1分ほど煮て火を止める。そのまま、削り節が沈むまでおく。
3.万能こし器にふきんやペーパータオルを敷き、こす。使いきらない分は、冷めてから密閉容器などに入れて保存し、煮ものなどに使って。冷蔵なら2日間、冷凍なら1週間くらいはもつ。