そば粉を使った、北陸・金沢の郷土料理風。独特の香ばしさとこくが、クセになるおいしさです。
ねぎは長さ4cmに切り、焼き網で強火で焼き、かるく焦げ目をつける。菜の花は根元の堅い部分を切り落とし、塩ひとつまみを加えた熱湯で色よくゆで、水にとってさめたら水けを絞り、長さを半分に切る。
鶏肉は黄色い脂肪を取り除き、一口大のそぎ切りにする。バットなどにそば粉を広げ、鶏肉を入れて押さえるようにして全体にまぶす。
鍋にだし汁を入れて火にかける。煮立ったら、みりん、酒、しょうゆ、砂糖、塩小さじ1/3を加え、鶏肉を1切れずつ入れて、12~13分煮る。残ったそば粉は、同量の水で溶く。
ねぎと菜の花を加えてひと煮立ちさせる。鍋を傾けて煮汁を手前に寄せ、水で溶いたそば粉をもう一度混ぜながら、少しずつ加えて箸で混ぜ、とろみがついたら火を止める。器に煮汁ごとたっぷりと盛りつけ、わさびを添える。
(1人分318kcal)