主菜
更新日 2025/6/12
城戸崎 愛
料理家
1925年生まれ、2020年逝去。食道楽の家に嫁いだことをきっかけに、東京會舘クッキングスクール、フランスのル・コルドンブルーなどで本格的に料理を学ぶ。1959年より料理研究家としての仕事をスタート。「ラブおばさん」の愛称で親しまれ、テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍した。
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パン粉は小さな器に入れて牛乳大さじ3を加え、しっとりとさせる。
玉ねぎは皮をむいてみじん切りにする。
フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、玉ねぎを入れて、透き通るまで炒める。ひき肉の1/2量を加えて、フライ返しなどでほぐしながら炒め、塩、こしょう各少々をふる。色が変わり、ポロポロにほぐれたらバットなどに取り出して、さましておく。
残りのひき肉をボールに入れ、かるく手で練る。炒めたひき肉を加え、手で練るようにしてよく混ぜる。
塩、こしょう、ナツメッグ各少々と、ふやかしたパン粉、卵を加え、ねっとりとして、つやが出るまでさらによく練る。練り方がたりないと、焼いたときにふっくらとならないので、粘りが出るまでしっかりと練って。
手のひらにサラダ油少々を塗り、たねを1/4量とって丸くまとめる。片方の手からもう片方の手に、キャッチボールをするように7~8回投げつけ、中の空気を抜く。こうすると、焼いたときにハンバーグが割れなくなる。残りも同様にする。
それぞれ厚さ1cmくらいの小判形に整えて、薄くサラダ油を塗ったバットなどに並べておく。
2枚ずつ焼く。フライパンにサラダ油大さじ1を入れて強めの中火で熱し、ハンバーグを並べ入れる。
フライ返しで形を整えながら2~3分焼き、少し持ち上げてみて、こんがりとした焼き色がついていたら、裏返す。火を弱めて3~4分焼き、中央に竹串を刺してみて、透明な汁が出れば焼き上がり。赤い汁が出るようなら、様子をみながら、さらに1~2分焼く。残りも同様に焼く。
皿に盛り、つけ合わせ(下記参照)のじゃがいもと、クレソンを添える。
フライパンに残った肉汁に水大さじ4を加えて中火にかけ、大さじ1くらいの量になるまで煮つめる。トマトケチャップ大さじ3、ウスターソース大さじ1と1/2を加え、よく混ぜる。とろりとしたら火を止め、ハンバーグに等分にかける。
—つけ合わせを作る—
1.じゃがいもは皮をむいて5つ~6つの乱切りにする。鍋にじゃがいもとかぶるくらいの水を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にする。ふたをして10分ほどゆで、竹串がスーッと通るくらいになったら、ざるに上げる。
2.じゃがいもを鍋に戻し入れ、ふたをせずに中火にかけ、鍋を揺すって粉ふき状にする。牛乳大さじ2、バター大さじ1を加えて、すりこ木などでざっとつぶし、塩、こしょう、ナツメッグ各少々で調味する。
(1人分515kcal、塩分2.2g)
レシピ掲載日 1997.8.2
城戸崎 愛
料理家
1925年生まれ、2020年逝去。食道楽の家に嫁いだことをきっかけに、東京會舘クッキングスクール、フランスのル・コルドンブルーなどで本格的に料理を学ぶ。1959年より料理研究家としての仕事をスタート。「ラブおばさん」の愛称で親しまれ、テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍した。