主食
更新日 2025/6/8
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。
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・高野豆腐は、水でもどして水けを絞り、厚みを半分にする。縦半分にし、横に幅5mmに切る。
・干ししいたけは、ぬるま湯でもどし、軸を切って、薄切りにする。もどし汁は水と合わせて2と1/2カップにする。
・かんぴょうは、洗って塩少々をふり、手でもんで水洗いする。鍋に入れてかぶるくらいの水を加え、20分ほどおいて火にかけ、煮立ったら弱火にして10分ほどゆでる。ざるに上げて水けをきり、粗熱が取れたら長さ2cmに切る。
・にんじんは、皮をむき、長さ3~4cmのせん切りにする。
・ちりめんじゃこは、ボールに入れ、酢をふって全体を混ぜ、ペーパータオルなどで水けを取る。
・きぬさやは、へたと筋を取って、塩少々を入れた熱湯でさっとゆで、斜めに細切りにする。
米はといで炊飯器に入れ、昆布、酒と、水2と2/3カップを加えて30分ほどおき、スイッチを入れる。炊き上がったら10分ほど蒸らし、昆布を取り除く。
水を加えたしいたけのもどし汁を鍋に入れ、高野豆腐、しいたけ、かんぴょう、にんじん、和風だしの素を加えて火にかけ、煮立ったら弱めの中火にして、アルミホイルなどで落としぶたをする。アクをすくいながら10分煮て、しょうゆ、砂糖、みりんを加え、さらに10分煮てそのままさます。
錦糸卵を作る。ボールに卵を割りほぐし、塩少々を加えて、万能こし器で一度こす。フライパンを弱火で熱し、4回に分けて焼く。まず、サラダ油を薄くひき、卵液の1/4量を流し、表面が乾いてきたら裏返し、さっと焼く。残りも同様にし、粗熱が取れたらせん切りにする。
合わせ酢の材料を器に入れ、よく混ぜ合わせる。飯台(すし桶)をぬれぶきんで拭いてご飯をあけ、合わせ酢を木じゃくしに伝わらせながら回し入れる。ぬれぶきんをかけて2分ほどおき、全体を切るように混ぜる。
煮込んだ具の汁けをきり、ちりめんじゃことともに加えて全体を混ぜ、錦糸卵、きぬさや、紅しょうがを散らす。
レシピ掲載日 1995.9.2
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。