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2020.03.06
なにかと体調をくずしがちな季節の変わり目。こういうときこそ、バランスのいい食事と十分な睡眠をとって、免疫力を高めることが大切です。
ところで、バランスのいい食事に欠かせないものといえば、やっぱり野菜。肉や魚からとった栄養素を体の中で効率的に働かせるためには、野菜に多く含まれるビタミンやミネラルが不可欠だからです。
そこでお届けするのが、免疫力を高めるための食事に取り入れたい野菜と、【からだに効く食べ方】をご紹介する『野菜はくすり講座』。第1回は、強力な抗酸化力があり、免疫力アップや感染症の予防に効果を発揮するビタミンCが豊富な「キャベツ」の登場です。
外葉2枚で一日に必要なビタミンCの半分を摂取できるので、風邪やインフルエンザなどの予防に、毎日の食卓に積極的に取り入れるのがおすすめ。一つ注意したいのはその調理法。水に溶け出しやすく、熱にも弱いビタミンCを逃さずしっかりとるには生で食べるのが一番。下ごしらえが簡単で日持ちのする「塩もみキャベツ」をまとめて作っておけば、肉や魚料理に添えたり、あえものやサラダにアレンジしたりと、いろいろと使い回せます。
◎作っておくとなにかと便利★塩もみキャベツ◎
材料（作りやすい分量）と作り方
キャベツの葉4～5枚（約200g）はしんを取って一口大に切り、塩小さじ1/2をからめる。
塩もみキャベツ★アレンジレシピ
パリパリキャベツのナムル
材料（2人分）と作り方
塩もみキャベツ（上記参照）100gの水けをかるくきり、ごま油小さじ1、白いりごま小さじ2をからめる。
からだに「効く」常備菜は、まさにからだの「調子をととのえる」常備薬。おいしい春キャベツが出回るこれからの季節、まさに作りどきですよ！
料理・監修／村田裕子 撮影／柿崎真子 イラスト／吉井みい 文／編集部・山田
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