
2019.10.16
最新号の特集担当が、おのれの舌をしびれさせたレシピをガチで推す! その偏愛っぷりと共にぜひお試しを。
思わず「かわいい!」と胸がときめく、ピンクと白のしましまムース。2色のムース生地をパウンド型に流し込み、冷やし固めれば完成の激かわ♡スイーツです。でもこの子、とってもかわいい見た目なのに、意外と甘さ控えめ。「甘すぎるのは苦手よ」とおっしゃる、アダルトなあなたにこそオススメのさわやかスイーツなんです。
白のムースは甘~い生クリームやホワイトチョコ……ではなく、ヨーグルトのムース。ピンクのムースに使っているラズベリーの味を決して邪魔せず、そのまろやかさと酸味でおいしさをプラスしてくれます。このヨーグルトムースが本当に後味さわやか! さっぱりして大変食べやすく、気づいたら何度もおかわりしてました。
冷やし固めたムースにかける、とろんとしたラズベリーソースの甘酸っぱさがおいしー! まろやかな味わいのムースと相性抜群です。この真っ赤な色のソースをピンクと白のしましまにかければ、見た目もより一層キュートに♡
▼材料(18×9×高さ6cmのパウンド型1台分)
プレーンヨーグルト……280g
グラニュー糖……50g
粉ゼラチン……10g
生クリーム(乳脂肪分35~36%)……120ml
レモン汁……20ml(約1個分)
レモン(国産)の皮のすりおろし……1個分
冷凍ラズベリー……80g
〈ラズベリーソース〉
┏ 冷凍ラズベリー(自然解凍する)……100g
┣ グラニュー糖……30g
┗ レモン汁……小さじ1
▼下準備
・耐熱のボールに水50㎖を入れ、粉ゼラチンをふり入れてラップをかけ、冷蔵庫に20分以上入れてふやかす。
・冷凍ラズベリー80gは40g取り分け、手で半分に割って冷凍しておく。残りは自然解凍して茶こしに入れ、ゴムべらを押し当てながらこし、ピューレ状にする。
▼作り方
(1)2つの生地を作る
ボールに生クリームを入れ、底を氷水に当てながらハンドミキサーで七分立て(すくうと角がおじぎするくらい)にして、冷蔵庫に入れておく。別のボールにプレーンヨーグルト、グラニュー糖、レモン汁、レモンの皮のすりおろしを入れて、泡立て器で混ぜる。
(2)
フライパンに湯を沸かし、火を止める。【1】のヨーグルト大さじ3を加えて泡立て器で混ぜて、ヨーグルトのボールに戻し入れて混ぜる。【1】のホイップクリームを2回に分けて加え、そのつどなじむまでゴムべらで混ぜる(ヨーグルト生地)。別のボールにヨーグルト生地を230g取り分け、ピューレ状にしたラズベリーを加えてゴムべらで混ぜる(ラズベリー生地)。
(3)型に生地を流し入れ冷やす
型にラズベリー生地の1/2量を流し入れ、冷凍しておいたラズベリーの1/2量を埋め込んで、ゴムべらで表面をならす。ヨーグルト生地※の1/2量をスプーンで中心からそっと流し入れる(生地どうしが混ざらないように注意)。
これをもう一度繰り返す。冷蔵庫で4~5時間冷やし固める。
※生地がまださらっとしていたら、ボールの底を氷水に当てながら混ぜ、かるくとろみをつける。逆にスプーンから流れないくらい堅い場合は、湯せんしながら混ぜ、生地を少しゆるめる。
(4)ラズベリーソースを作る
ラズベリーソースの材料をすべて小鍋に入れ、中火にかける。耐熱のゴムべらで混ぜながら、かるくとろみがつくまで3分ほど煮る。【3】の型の底を40℃くらいの湯に5秒ほどつけ、ひっくり返して生地を取り出し、食べやすく切る。器に盛り、ラズベリーソース適宜をかける。
編集部で試作したときも、パウンド型1台分のムースがあっという間になくなっちゃうぐらい大人気でした。おうちでもぜひ試してみて!
料理/下迫綾美 撮影/福尾美雪 文/編集部・吉藤
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