
2018.12.16
最新号の特集担当が、おのれの舌をしびれさせたレシピをガチで推す! その偏愛っぷりと共にぜひお試しを。
今年のおせちはどうしよう? と悩む時期ですね。おせちといったら煮しめに黒豆に栗きんとん、そしてなます! 「え、なますをガチ推し!?」と思ったあなた、わかります。わかっていますとも、ええ。たしかにおせちのド定番だし、どちらかというとわき役的なお地味メニュー。でもね、まだまだおいしくなる余地あったんです、この子……!
2〜3人分の食べきり量を小さじ1の油で炒めて作る、こちらのレシピ。ごくごく少量の油をまとうだけで、不思議なことに〈おかず感〉的なものがぐっと増して、箸がすすむ味わいになるんですよ。たかが小さじ1、されど小さじ1。油の力って偉大……。
いくらおいしく炒めるからって、野菜がくたくた、へろへろになったら台なし。「なますを名乗るなんて、認めないぞ!」ってお父さんに言われちゃうやつ。繊維にそって切り、炒めるのはさっっっと一瞬! だから、シャキシャキ感がキープできるんです。
炒めるということは、素材が温まるということ。温まるということは、味がしみやすくなるということ! 炒めた後に甘酢を回しかければ、長時間漬けなくても野菜に味がぐんぐん入ります。酢の酸味がほどよくとんで、まろやかになるのもポイント。
▼材料(2〜3人分)
大根 5cm(約250g)
にんじん 4cm(約50g)
昆布(2cm四方) 1枚
〈甘酢〉
┏酢 1/3カップ
┣砂糖、みりん 各大さじ1と1/2
┗塩 小さじ1/3
白いりごま 小さじ2
ゆずの皮のせん切り 少々
サラダ油
▼作り方
(1)野菜は繊維にそって切り、食感よく。
大根、にんじんはともに皮をむき、繊維にそって長さ4〜5cmの細切りにする(大根よりにんじんを少し細めにするとバランスがよい)。甘酢の酢以外の材料を混ぜる。
(2)さっと炒めれば、瞬時に味が入ります。
フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、にんじんを入れてさっと炒め、大根を加えて30秒ほど炒める。(1)で混ぜた調味料を加えてひと煮立ちさせ、火を止める。酢、昆布、ごまを加えてさっと混ぜ、器に盛ってゆずの皮を添える。
ちなみに「このなますに、油揚げとかを入れてもおいしいんです〜」(by髙山先生)だそう。この年末年始は、ぜひこのNEWなますをお試しください!
料理/髙山かづえ 撮影/木村 拓(東京料理写真) 文/編集部・渥美
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