みずみずしい春菊をからりと揚げて、サクサクの歯ざわりを楽しんで。うまみのあるハムを合わせれば、食べごたえも出て◎。
根元についた泥は、ボールにはった水の中で、指でしっかりとこすり落とします。長く水につけると香りがとぶので、手早く洗って。生のまま食べるサラダや、歯ざわりよく仕上げたいかき揚げにするときは、葉だけを使います。包丁を使わなくても、手で柔らかい葉を選んで、茎と分ければOK。茎は刻んで、みそ汁の具などにして。
春菊は下準備を参照して葉を摘み、水でさっと洗ってざるに上げ、水けをきる。ハムは半分に切ってから、縦に幅1cmに切る。レモンは一切れを斜め半分に切る。
ボールに天ぷら粉を入れて水約1/2カップを加え、菜箸でさっくりと混ぜる。春菊とハムを入れてさっとからめ、たねを作る。
フライパンにサラダ油を高さ1cmくらいまで入れて中温(170~180℃。乾いた菜箸の先をフライパンの底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、【2】のたねを1/4量ずつ大きめのスプーンですくい、菜箸で落とし入れる。1分ほど揚げ、薄く色づいたら裏返し、さらに1分ほど揚げる。取り出して油をきり、器に盛って、レモンと塩少々を添える。