青菜のさわやかな香りがなくならないように、炊き上がったおかゆに加え、あつあつをいただいて。
米は炊く30分ほど前にといでざるに上げておく。土鍋か厚手の鍋に米と水5カップを入れる。ふたをせずに弱火にかけ、徐々に火を強めて煮立てる。土鍋は厚みがあって火の当たりが柔らかく、保温性も高いので蒸気が充分にこもり、米がふっくらと炊き上がる。
煮立ったら弱火にし、木じゃくしなどで一度だけ底から静かにかき混ぜる。混ぜすぎると粘りが出てしまうので気をつけて。
鍋の上に菜箸2本を渡してふたをのせ、弱火のまま40分ほど炊く。こうすると、鍋とふたのすきまから蒸気が均等に逃げ、吹きこぼれずにさらりとした炊き上がりになる。七草は塩少々を加えた熱湯で色よくゆで、水にとって水けをかるく絞り、粗みじんに刻む。
おかゆが炊き上がったら火を止め、ふたを開けて塩少々をふる。刻んだ七草を加え、全体をひと混ぜする。
(1人分93kcal、塩分0.3g)