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編集部

おいしいだけじゃない!固くなりにくい冷凍バナナアイス 【おすすめアイス】

こんにちは、管理栄養士のさくらいゆかです。


毎日暑い日が続きますね。『酷暑』の言葉がぴったりの今年の夏。
 
皆さん、アイスやかき氷は食べていますか?
「はーい!毎日食べてるよ」の方も、
「ダイエット中で控えてます…」って方も。


食材1つだけの手作りヘルシーアイスはいかがですか?

  
そのままバナナを凍らせるだけだとカチコチで食べにくくなってしまうのですが、
所要時間1分で一工夫。


棒からも落ちにくいので食べやすく、時短で凍らせることができ、
それでいてなんだか大きくなったように見えてお得な気分♩



早速作り方をご紹介します。



まるごとバナナアイス

〈材料〉
・バナナ 好きなだけ
※完熟のものがオススメ。少し黒くなったくらいでもOK! 
・木の棒 バナナと同じ本数

〈作り方〉
1.バナナの皮をむき、長さ半分程度まで棒を刺し、全体を軽くつぶして平たく整える
2.クッキングシート(又はくっつかない加工のされたアルミホイル)をしいて平らに並べ、冷凍庫で凍らせる


たったこれだけで、ねっとり部分とさっくり部分が楽しめて
1本のバナナで2度おいしい!





外せないポイントは、全体を平たくつぶすこと。
ほどよく繊維が崩れてカチコチになりにくくなります。
また、全体の厚みが均一になるので冷凍にかかる時間も
ほぼ同じになり、冷凍しすぎによるカチコチ現象も防げています。




冷凍時間は冷凍庫内の温度にもよりますが、
・中身がぎっしり詰まっている
・開け閉めは多め
・最上段で凍らせた
・猛暑日かつ近くのガスコンロの稼働も多く、室内の温度は高め
こんな条件下で2時間半でした。


あくまで目安ですが
冷凍時間の参考にしてみてくださいね。






※今回、木の棒はマドラーを100均で購入しています。お祭りの屋台のように割りばしでの代用もできます。




そして、このまるごとバナナアイス。
おいしい・手軽・コスパよしなだけじゃないんです。
なんと栄養面からみてもうれしいパワーがずらり。
 
 
まず、食後の血糖値の上昇指数を示すGI値。一般的に55以下だと低GIと言われますが、このアイスは51。
アイスなのに低GI食品の仲間と言えるのです。
スイーツで、この満足度で低GIはなかなかないと言ってもいいと思います。
 

さらに、バナナには特に夏にうれしいこんな栄養素が含まれています。
・糖質:ショ糖、果糖、ブドウ糖…このように複数の糖質が含まれており、時間差で血糖値をあげていきます。そのため、エネルギー源として働く時間が長いのもポイント。腹持ちも期待できます。夏バテ中で食欲が落ちてしまっているときや、体調を崩してしまったときのエネルギー補給にもよしです。
・葉酸:赤血球の生産を助けます。また、胎児の成長に欠かせないため、特に妊活中~授乳期には意識してとりたい栄養素です。
・鉄分:日本人が不足しがちな栄養素の1つです。特に月経のある女性は必要量が多いため、相対的に不足しやすくなってしまいます。意識的な摂取がオススメです。鉄欠乏性貧血の予防やエアコンのかけすぎによる冷え性も予防してくれます。
・カリウム:余分な塩分を排出し、むくみの予防や血圧を正常に維持する働きをしてくれます。他の夏野菜にも多く含まれます。水で流れてしまいやすいので、生のまま食べるバナナは特に摂取しやすいです。
・食物繊維:こちらも日本人が不足しがちな栄養素の1つ。整腸作用があり、お通じをスムーズにしてくれます。

 
 
 





「食べすぎないようにしなきゃ…」と思っていたはずなのに、
知れば知るほどむしろ食べたくなってくるアイス…?!
 
ぜひご家庭でお試しくださいね!





最後まで読んでくださりありがとうございます。

また次回こちらでお会いしましょう!

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保育園の給食室勤務を経て、企業様向けレシピ提供、個人様向け月間献立の販売等を行っています。SNSでは延べ40万人を越える方々にフォローしていただき、レシピを発信。著書『元・給食の先生がおしえるワンパン健康食堂』
二児の母。


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