ご飯に使うまつたけは、形が悪いものでも香りは充分。ほっこりとしたぎんなんと組み合わせて。
米はといでざるに上げ、水けをきってから炊飯器の内がまに入れる。だし汁を注ぎ入れ、30分ほど浸しておく。
まつたけは石付きを包丁で斜めに薄くそぎ、ふきんを水に漬けながら表面をかるく拭く。長さを半分に切り、上の部分は縦半分に切ってから縦に厚さ3~4mmに切る。軸の部分は手で細かくさく。
バットに酒大さじ3としょうゆ大さじ2を入れて混ぜ合わせ、まつたけを加えて全体にからめ、5~6分おく。
ぎんなんは金づちなどでかるくたたいて殻を取る。鍋に熱湯を沸かして塩少々を加え、ぎんなんを入れて、おたまの裏でぎんなんをころがすようにしながら薄皮を取る。ざるに上げ、水けをきる。
浸した米に塩小さじ1/2とまつたけの漬け汁を全量加えてよく混ぜる。米の上にまつたけとぎんなんを広げるようにのせ、スイッチを入れる。炊き上がったら、全体をさっくりと混ぜる。
(1人分442kcal、塩分2.0g)