いわしの臭みを梅と青じその香りがやわらげる、相性抜群の組み合わせ! くるりと巻いた形もかわいい。
いわしは頭を切り落とし、腹に切り込みを入れてはらわたを除き、水でよく洗う。水けを拭き、腹の切り口から中骨のすぐ上に包丁の刃を入れ、骨にそって身を切り離す。裏に返し、同様にして三枚におろし、腹のまわりの小骨を薄くそぐように切り取る。
梅干しは種を取り除いて包丁でペースト状になるまでたたき、8等分にする。いわしは皮を下にして、青じその葉、梅肉をのせて頭のほうからくるくると巻き、つま楊枝を刺して留める。
ボールにころもの材料を入れ、菜箸でさっくりと混ぜ合わせる。揚げ油を中温(170℃。ころもを数滴落とすと、鍋底近くまで沈んですぐに浮き上がる程度)に熱する。いわしをころもにくぐらせてから数回に分けて入れ、途中、上下を返しながらカリッとなるまで揚げる。つま楊枝を取って皿に盛り、レモンのくし形切りと青じその葉を添える。好みで塩とレモンの絞り汁をかけていただく。
(1人分370kcal、塩分2.0g)