ほどよい酸味のある梅干しは、魚の臭みをとって風味を増してくれる便利な食材。青じそをそえてさっぱりと。
あじはぜいご(尾の近くにある堅いギザギザのうろこ)を取って水洗いし、ペーパータオルで水けを拭く。青じその葉はせん切りにして水にさらし、水けをきる。竹の皮は水につけ、3~4本切り目を入れる。おすしやちまきに使う竹の皮は、煮魚にも大活躍。鍋に敷いて煮れば香りよく仕上がるうえ、竹の皮ごと取り出せばくずれません。なければ、何も敷かず、取り出すときはフライ返しなどを使って。
直径22~24cmの鍋に竹の皮、水でぬらした昆布を順に敷き、盛りつけたとき表になる面(頭が左)を上にして、頭と尾を交互にあじを並べ入れる。煮汁の材料を注ぎ入れ、梅干しを手で粗くほぐして種ごと散らし、中火にかける。煮立ったらアルミホイルで落としぶたをし、途中2回ほどスプーンで煮汁をすくいかけながら、15~20分煮る。
落としぶたを取り、煮汁をかけながら、かるく煮つめる。器にあじを盛って昆布を刻んで添え、梅干しと青じそを散らす。
(1人分168kcal)