堅い栗の皮は、ゆでてからむけば簡単。炊く前に一度煮て、味を含ませておくと風味よく仕上がります。
栗の皮は、厚くて堅い“鬼皮”と、身にはりついている“渋皮”の二重構造。どちらも生のままだとむくのが大変です。沸騰した湯に入れて5~6分下ゆでしてから、水にとり、粗熱が取れたら、包丁でむきはじめます。ただし、ゆですぎると身がくずれやすくなるので注意。
包丁は、あれば小さめのものを使って。まず、栗のとがっているほうから包丁を入れ、親指で皮を押さえて、下にひっぱるようにして縦にむきます。続けてまわりの鬼皮を同様にぐるりと取ります。
底の堅いところをむきます。次は渋皮。渋皮は身にぴったりとついているので、身も薄く切るようなつもりで、少し厚めにむきます。
鍋に煮汁の材料を入れて煮立て、栗を加えて5~6分煮ます。ここでも長く煮すぎると身がくずれやすくなります。アクの泡が出てきたら、すくい取ります。
もち米と米は洗って、ざるに上げて20分ほどおきます。
4.の栗の粗熱が取れたら、炊飯器の内がまにもち米と米、栗を入れて栗の煮汁に水をたし、3カップ分の水加減の目盛りよりやや多めまで加えて炊きます。炊き上がったら、ふっくら混ぜて器に盛り、ごまをふりかけます。
(1/5量で520kcal)