つつじの楽園、一目一万本を見に行く—知られていない隠れスポット「大興善寺」
こんにちは、ボサ子です。
風が気持ちいい季節になってきましたね。
いつもながら、近場をプチトリップしてきました。
博多からすぐの、まだまだ知られていない、
5万本のつつじが咲き誇る場所。
まるで
色彩の波が押し寄せるような光景が広がる、パワースポットがありますよ!
佐賀県基山町(きやまちょう)え?佐賀県?遠い?と思われるかもしれませんが、
JR博多駅から基山駅へは鹿児島本線(下り)に乗って、快速でわずか23分。
博多からと~っても近いのです。
基山町というと、
「もしかしてだけどぉ~、もしかしてだけどぉ~」のお笑い芸人「どぶろっく」さんや、
キングダムで有名な漫画家の「原 泰久」さんの出身地ですね。
目的地は小さな山にある
「大興善寺(だいこうぜんじ)」。
別名「つつじ寺」と呼ばれています。
基山駅からコミュニティバスや臨時バスで約10分で行ける近さがいいですね。
タクシーだと7分ほどです。
途中にきれいな花が咲いていました。
川の水がきれい!このエリアは自然がいっぱい。
自然いっぱいで、緑が生き生きとしている印象です。ここまででも十分にリフレッシュされる~。
びんびんとパワーを感じます。
門までがながっ!
門まで127段の石段!急な石段にひるみますが、いざ、出発。
まだまだこれくらい軽いかるい!体力テストと思って登ってみよう…
と思うのは、もう若くない証拠か。
杖は無料で借りられます。
振り返ると、かなりの高さ。帰りがおそろし~。

江戸時代中期に作られた門。いい雰囲気です。
大興善寺は、1300年の歴史のあるお寺。
奈良時代に高僧・行基がこの地を訪れ、十一面観世音菩薩を彫刻し、安置したのが始まりとされています。
その後、平安時代の承和14年(847年)に唐から帰ってきた慈覚大師円仁が、寺を再興したそうです。
緑に癒されます。
いやいや~、なかなかの歴史がありますね。
本堂は茅葺の屋根で江戸時代初期の建物。
本堂の奥には、行基が彫った、秘仏「十一面観世音菩薩」が安置されているのだとか。ご開帳は12年に一度。
数えると来年がご開帳の年。わ~また来て、ぜひ拝見したい!
厄除開運・諸願成就の観音様で、しっかり拝んできましたよ。
御朱印も記帳してもらえます。
さて、さっそくパワースポットのつつじの楽園へ。
入場料600円(大人)を払って、裏山に入ります。
本堂の横を通って裏山へ…。
途中、緑の道を通りぬけながら…
どんどん小高い丘を登っていきます。
途中の景色もきれい
つつじのトンネルを抜けて…
着きました!これが「一目一万本」!
足を踏み入れた瞬間、目の前に広がるのはピンク、赤、白のつつじの絨毯。まるで花の波に飲み込まれるよう。
視界いっぱいに広がるつつじの絶景に圧倒されます。
途中にあちこちベンチがあって、お弁当を広げて食べていらっしゃる方も多かったです。
恋人の聖地でもあるそうです。
古い水車。苔が生えていました。
寺の敷地はわりと広く、順路の看板がところどころにあって迷うことはありませんでした。
ほっと一息つけるお茶屋さんがあるのもいいですよね。

600円(税込み)のセット。
つつじが見られるのは、4月後半から5月のゴールデンウィークまで。
つつじのパッチワークは必見です。
歴史ある寺院の静寂と、つつじの華やかさが絶妙に融合し、訪れる人々を魅了していました。
いや~
ここが知られていないのが、もったいない!もしまだこの絶景を体験していないなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
秋には、もみじの紅葉がまた有名です。
ライトアップもあるそうなので、それも楽しみですね。
まだまだ知られていないおすすめ場所、これからもまたご紹介していきますね。
では、また~!
大興善寺佐賀県三養基郡基山町園部3628
電話:0942-92-2627
https://daikouzenji.com/