『vol.3 踊る牛肉コロッケ』
このタイトルを見てレインボーブリッジでお馴染みのあの刑事ドラマを思い浮かべた人…大正解。
私が小さい頃テレビで映っていたそのドラマの題名と今回のブログの題名、語感が似ているかも?と感じました。
そのドラマで有名なオープニング曲を脳内に流しながら記事を読んでみましょう。
特に何も起きません!…と言いたいところですが、私はタイトルを思いついた後しばらく曲のメロディーが頭から離れませんでした。
では、本編にいってみよう!
~牛肉コロッケを作ってみた~

材料は上の写真の通り。
【具:じゃがいも(男爵)6個、牛挽肉200g、玉ねぎ1個】
【調味料:バター、甘口醬油、砂糖、塩、黒胡椒】
【衣:卵、薄力粉、パン粉(一袋で十分でした)】
【大量の油】
が材料一覧です。

適当な大きさに切ったじゃがいもを水の状態から茹でて沸騰してから10分程度経てば潰せるくらいに柔らかくなります。
一般的な方法にならい、じゃがいもに竹串がスッと入れば十分柔らかいとします。

さて、じゃがいもを茹でている間にみじん切りにした玉ねぎをじっくりと炒めていきます。
ほんっとうに…じっくり。

じっくりと炒めて飴色玉ねぎが出来上がりました。
これぞメイラード反応。
(メイラード反応:加熱により、食品に含まれるアミノ酸と糖が反応し、褐色に変化して香りと旨みが増す反応。焦げとは全く違う。)

そこへバターと牛挽肉を投入し、また火が通るまで炒めていきます。

仕上げに甘口醬油と砂糖で味付け。
甘口醬油には旨味成分も入っているから味付けに加えるとコクがマシマシ。

茹で上がったじゃがいもをマッシャーでムラなく潰し、炒めた挽肉・玉ねぎと混ぜていきます。
その時に塩と黒胡椒で軽く味付け。

はい、均一に混ざりました。具は完成。

具は楕円状に平べったく成型して冷まします。
しっかり冷まさないと揚げる時に破裂してしまうらしい。

しっかり冷ましたら薄力粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつけて、いよいよ揚げます…!

♪、♪、♪♪♪
♪、♪、♪♪♪…(衣をつける音)
♪~~~♪♪♪♪♪♪~~~
♪♪♪♪♪♪~~~♪♪♪♪♪♪~~~(揚げている音、以下省略)
揚げることによる心地よい音色とともに、コロッケが舞っています。
実際の音はジュワ~~~パチパチパチ…という感じでしょうかね。
『踊る牛肉コロッケ』というタイトルの真意、それは揚げる時にコロッケが踊っていることにあります。
いやあいやあ、非常に愉快で心地よい。

他のコロッケの衣をつけたり油の中を眺めたりしているうちに、コロッケが揚がりましたよー。
綺麗なきつね色。

衣をつけて揚げて油から上げる、を繰り返して合計11個の牛肉コロッケが出来上がりました。

自己流に盛り付けて…。

ソースをかけていただく。
衣がサックサクで具がなめらかで牛肉の味がして美味し~~~い!
バターを味付けとして入れたのもコクが効いていてとても良かったです。

ちなみにこれが断面です。
中の具がきちんと均一になっていました。見た目上でも牛挽肉の存在感はあり。
美味しかった。みんなのおなかの中にすぐ消えていった。
牛肉コロッケを作ってからしばらくして、ブログを書いている今も写真を見るとまた作りたい欲がこみ上げてきます。
今度また作ろう。踊る牛肉コロッケ。
今回は以上!次回もよろしくお願いします。