泣きたい日もこれひとつで。「母のたまごやき」の魔法
こんにちは!
おうちごはん研究家の
はなです。
今回お届けするレシピは、私が初めて作れるようになった料理。
「たまごやき」のレシピです。
子どもの頃、卵料理があまり好きではなかった私のお弁当に
母が入れてくれていたのがこの「たまごやき」でした。
甘くて、おやつみたいで、苦手なはずの卵が大好き!と思える
不思議な一品。
小学生の頃、自分で作れるようになりたくて
何度も練習して、いつも弟に食べさせていたなぁ〜。
それ以来、母のお弁当といえば、このたまごやき。
高校生の頃、とても厳しい部活に所属していた私は、
母の作るお弁当に何度も何度も助けてもらいました。
何だか心がいっぱいになってしまって泣きそうな日も
お昼にお弁当を開けてたまごやきが
入っているとホッとする気持ちと、お昼からも頑張ろう!と
思えた気持ちを今でも鮮明に覚えています。
そんな思い出のたまごやきを今は私が息子の
お弁当によく作っています。
今年から息子がバスケットボールのクラブチームに
入ったので、毎週末お弁当を作るようになりました。
朝が早いことも多いので「今日は作るの諦めてしまいたい...」
と思うこともよくあるのですが、そんな時に母のお弁当に
助けられた日のことがふと思い出されて
「よし、作ろう!」と自然と体が動き出す。
最近はそんな日々を過ごしています。
「このたまごやき大好き!」といつも言ってくれるので
これからもずっと作り続けていきたいなと思っています。
とっても美味しいのでぜひ作ってみていただけると嬉しいです。
【材料】
たまご▷3個
マヨネーズ▷大さじ2
砂糖▷大さじ2
油▷適量
【作り方】
①たまご3個を割りしっかり混ぜる。
②砂糖、マヨネーズを加えしっかり混ぜる。
③フライパンに油をひき、卵液を1/4ずつ入れて巻く。
④ラップで包み10分〜15分おいて食べやすい
大きさに切る。
たまごやきは落ち着いて
丁寧に作ると見た目も美しく
ぎゅっと愛情がこもった仕上がりになるのが
とっても好きです。
料理って本当に不思議なもので、
作る人の気持ちが映し出される鏡のようだなと
感じることがよくあります。
あぁ、めんどくさいと思うとそれなりにできちゃうし。
穏やかな気持ちで作ると優しい料理に仕上がる。
でも、いい時もそうじゃない時もあるのが
人間らしくてまたいいな〜と思ったりもします。
私の思い出の味が、どこかで誰かの力に
なるといいな〜と思っているので
よかったらぜひ作ってみてくださいね。