寒天で作るから、時間がたっても溶け出しません。オレンジの皮をカップとして使えばおもてなしにも。
寒天は表面をさっと洗って細かくちぎり、水1カップといっしょに鍋に入れて1時間ほどおく。オレンジは横半分に切り、レモン絞り器などで果汁をしっかり絞る。残った皮は内側の薄皮を取り除き、寒天を固めるカップとして使う。
果汁を計量カップに入れ、2カップ分用意する(たりなければ、水をたして2カップに)。ふやかした寒天に果汁を入れ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、ときどき木べらで混ぜながら煮る。
すくってみて寒天の繊維がなくなったら砂糖を加え、混ぜながら完全に溶かす。透明感が出て、とろみがついてきたら火からおろし、粗熱を取ってグランマニエ、または白ワインを加える。
オレンジのカップを湯のみなどにのせ(こうしておくと、動かないのできれいに固まる)、バットに並べる。縁いっぱいまで寒天液を注ぎ、冷蔵庫で約30分冷やし固める。取り出し、水でぬらした包丁で半分に切り分けて皿に盛る。
(1切れ43kcal)