主食
更新日 2025/6/9
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。
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パスタをゆでる湯を沸かしはじめる。バジルは葉を摘んで洗い、4~5枚ずつ、ペーパータオルなどでていねいに水けを拭く。ここで水けが残っていると、ソースが水っぽくなってしまう。パスタをゆではじめる(下記参照)
バジルを手で2つ~3つにちぎってミキサーに入れ、オリーブ油を加えて回し、ぺースト状にする。回りにくいときは、さらにオリーブ油適宜を加えて。
にんにく、松の実(なければくるみ)、レモン汁、塩、黒こしょうをミキサーに加え、なめらかなペースト状になるまで、さらに撹袢する。多少松の実の粒が残っていてもOK。
2/3量をボールなどにあけ、粉チーズを加えてよく混ぜ合わせる。パスタを加えて手早く混ぜ合わせる。まんべんなくソースがからまったら、器に盛り、バジルの葉を飾る。残ったソースは保存しておく。
—パスタのゆで方—
1.鍋は、口が広くて深いものを選んで。鍋が小さいと、ゆでている間にパスタがくっつく。これは、マカロニやペンネなどのショートパスタの場合も同じ。4人分で湯1.5~2リットルを沸騰させ、塩大さじ2/3~1を加える。塩はパスタを引き締め、適度な塩味をつけるため。
2.パスタの量は、1人分80~100gくらい。パスタを両手で立てて持ち、湯の上でかるくひねる。そのまま手を離すと、きれいな放射状になって鍋の中に広がる。きれいにいかなければ、すぐに箸でバラバラに広げて。タイマーは、袋の表示時間よりも1分短めにセット。余熱でほどよいゆでかげんになる。
3.再び煮立ってきたら、パスタを手のひらで押さえて湯の中に沈める。かたまりにならないように、箸などでひと混ぜする。湯の中で、パスタがゆらゆらと躍るくらいの火加減に調節し、ふきこぼれそうになったら、差し水はせず、火を弱めて。ソースにゆで汁が必要な場合は、ここでとっておく。
4.1本取り出し、指でつまんでみて、真ん中に針の細さくらいのしんが残っているのが、ほどよいゆでかげん(アルデンテ)。すぐにざるに上げてゆで汁をしっかりときり、そのままソースにからめる。ソースのでき上がりとタイミングを合わせてパスタをゆでるのが、おいしい食べ方。同時にできない場合は、パスタにサラダ油かバターをからめておくと、くっつかない。
(1人分608kcal)
レシピ掲載日 1996.9.17
樋口 秀子
料理家
8人の大家族の中で育ち、毎日台所に立っていた祖母の味が原点。料理専門学校卒業後、新聞社主催の婦人文化教室の助手を務め、結婚を機に上京。旬の素材を使った昔ながらの家庭料理を広めるために、書籍、雑誌を中心に活躍中。