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あえてきれいに包まない。料理家歴50年石原さんの『ゆるっとオムレツオンザライス』

素朴なしょうゆ味とバターのこくが、ご飯に抜群に合う! そんな〈ご飯にドンとのっけて食べたい〉オムレツレシピを教えてくれたのは、料理研究家歴50年を超える石原洋子さん。美しく包むことはせず、フライパンで卵と具をざっくり混ぜるだけと、作り方はとっても気楽です。

「きれいに包んだ王道のオムレツは、孫たちにも人気のわが家の定番料理。でも今の時代に合わせるなら、ざっとまとめるくらいのラフさでもいいと思うの」

『ゆるっとオムレツ オン・ザ・ライス』のレシピ

ひき肉とピーマンのオムレツがご飯にのっている

材料(2人分)

卵……4個
合いびき肉……100ɡ
玉ねぎ……1/3個(約60ɡ)
ピーマン……1個(約40ɡ)
塩……ひとつまみ
こしょう……少々
サラダ油……大さじ1と1/2

〈A〉
酒……大さじ1/2
しょうゆ……大さじ1/2
砂糖……大さじ1/2

バター……大さじ1/2
温かいご飯……茶碗2杯分(約300ɡ)

作り方

(1)材料の下ごしらえをする
玉ねぎは1cm四方に切る。ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、1cm四方に切る。ボールに卵を割りほぐし、塩、こしょうを加えて混ぜる。

(2)具を炒めて調味する
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、玉ねぎとピーマンを入れて炒める。油が回ったらひき肉を加え、ほぐしながら炒める。色が変わったら〈A〉を順に加え、強めの中火で汁けがなくなるまで炒める。

(3)卵液を加えて仕上げる

(2)の具を端に寄せ、あいているところにサラダ油大さじ1とバターを加える。バターが溶けたらすぐに卵液を流し入れ、卵を大きく数回混ぜる。へらでこすると底が見えるくらいにとろりとしてきたら、具をのせる。ひとまとめにするように全体を混ぜ、半熟状にしながら手前に寄せて半月形にする。2等分にして、器に盛ったご飯に等分にのせる。

POINT

卵に火が入りすぎると、具をのせて混ぜようとしても卵がすぐにかたまりになり、うまく混ざりません。左上の写真のように、液状の部分がしっかり残っている状態で具をのせて。

食欲をそそる味だけれど、調味料は酒、しょうゆ、砂糖とごくシンプルで、どこかほっとするようなおいしさ! 卵のとろっとした部分としっかり火が入った部分、それぞれの風味や舌ざわりが楽しめるのも魅力です。

「肉も野菜も入っているから、ご飯にのせればこれ一品でいいわね」と石原さん。ゆる~く作れる気楽なオムレツ、一度食べればきっと、ずっと作りつづけたい一品になりますよ。

教えてくれたのは…
石原 洋子イシハラ ヒロコ
料理家

日本料理、フランス料理、中国料理をその道の第一人者からそれぞれ学んだのち、自宅で料理教室を主宰。料理教室の歴史は半世紀近くに及び、なかには当初から通い続ける生徒がいるほど信頼が厚い。TV、雑誌、書籍のレシピは、しっかりとした基礎と豊富な知識にもとづいた、だれが作ってもおいしいと定評がある。

詳細はこちら

『オレンジページ』2026年7月2日号より)

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料理/石原洋子  撮影/寺澤太郎 スタイリング/池水陽子 文/編集部・山田 彩