家族と離れて頑張っている父に感謝の気持ちをこめ、金メダルをささげるつもりで作りました。
できるだけ地元・熊本県産の食材を使いました。料理の彩りも考え「青黄赤白黒」を取り入れた食材を選びました。
オートミールだけで作ったバンズだとボソボソしてしてしまい……。米粉を加えると外はカリッ、中はもちっとした食感になりました。
ハンバーガーだけでなく、オートミールを使った別のメニューも考えていきたいです!
「料理は人と人をつなぎ、作った人の思いが伝わる」という言葉が印象的。折り紙で再現した、プレゼンもよかったです。
味の素㈱ 江崎貴彦さん
お父さんでも再現できるように考えられたレシピがすごい。料理を通じて成長した様子も伝わりました。
バドミントン日本代表 奥原希望さん
朝早くから夜遅くまで野球の練習をがんばっている弟に「何かしてあげたい!」と思いました。
打者に必要な瞬発力がつき運動後の疲労回復もできるよう、スポーツ栄養学の本を読んで高たんぱく質でタウリンも豊富な「いか」を選びました。
水けが多いいかは下ゆでしたり、生臭さを消すために調味料や薬味を工夫したり、何度も失敗を重ねて完成させました。
将来、家庭科の先生になりたいので、料理の栄養についてしっかり学んでいきたいです。
スポーツ栄養学の本を読んで挑んだ熱意に脱帽! 「料理で人を勇気づけ、自分も幸せになる」という気づきも◎。
『オレンジページ』編集長 秋山リエコ
失敗してもあきらめず、何度も試作した努力を感じました。栄養をしっかり考えられているところも素晴らしい!
料理研究家 上田淳子さん
祖母に電話で報告したら、とても喜んでいました。早く祖母にも食べてもらいたいです!
毎年帰省するたび祖母が作ってくれる柿の葉寿司を、アレンジを加えて再現! 具には定番のさばと鮭のほか、私の好きなローストビーフや鯛も使用。酢めしは半分を普通の酢めし、半分を黒米と梅酢を加えた酢めしにして紅白に。押しずしの型は牛乳パックで代用しました。
道具や調味料など作り方の工夫が光る作品でした。おばあさまの喜ぶ顔が目に浮かびます。
『オレンジページ』副編集長 谷本あや子
家庭科部のみんなで育てたモロヘイヤを使いました。栄養豊富で調理も簡単。おすすめです!
食物アレルギーのある弟でも食べられるレシピを考えました。小麦粉や片栗粉が使えないので、春巻きの皮は米粉で代用。具材はモロヘイヤでとろみをつけています。弟は牛乳も飲めないのでカルシウムを補えるよう、白米にしらすとごまを加えて混ぜご飯にしました。
弟さんへの温かい思いが伝わってきます。モロヘイヤでとろみを出す工夫にも驚きました。
味の素㈱ 三輪 壮さん
何度も試作を重ねて吟味しました。おかげで、とても有意義なおうち時間が過ごせました!
楽しみにしていたオリンピックの会場観戦ができなくなり、がっかりしていた家族を励ます気持ちで作りました。横浜名物・シュウマイで「他国との融合」を表現すべく、さまざまな国をモチーフにした味つけに。いろいろな食材を使ったことで、複数の栄養が得られます。
オリジナリティあふれるシュウマイに圧倒。お話を聞くだけで、おなかがすいてきました!
競泳日本代表 入江陵介さん
岡山の自然をイメージして作りました。岡山の魅力が多くの人たちに伝わるとうれしいです。
コロナ禍で苦しむ生産者さんを応援すべく考案しました。まず、「日本の棚田百選」にも選ばれた美咲町の棚田米をリゾットに。また、地域ブランド牛のなぎビーフで赤ワイン煮込みを作りました。これらをパイで包み、岡山でがんばる生産者さんの一体感を表しています。
フレンチの巨匠をめざしているだけあって、洗練された一皿。地元愛を感じる作品でした。
料理研究家 上田淳子さん
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