初めてトライするお菓子でも失敗知らず。そんな素材の配合が、「黄金比率」です。
黄金比率で作る『基本のスコーン』の人気レシピ・腹割れとお店みたいなサクほろ食感のコツ
シンプルだから作りやすい
スコーン
の
黄金比率
薄力粉
200
g
ベーキングパウダー
小さじ
2
塩
ひとつまみ
バター
50
g
砂糖
30
g
卵
1
個
牛乳
約1/3
カップ
こんがりと色づいたスコーンを割れば
さっくり、口の中でほろりとくずれます。
バターと小麦粉の風味が重なり合う、
自然な甘さは飽きがきません。
スコーン

材料(直径6cmのもの6個分)
薄力粉
200g
ベーキングパウダー
小さじ2(8g)
塩
ひとつまみ(1g)
バター(食塩不使用)
50g
グラニュー糖(または上白糖)
30g
卵(Mサイズ)
1個
牛乳
約1/3カップ
好みでクロテッドクリーム、ジャム
各適宜
おいしく作るためのポイント
バターと薄力粉を練らずに混ぜると、粉の中にバターが点在する状態になり、スコーンの持ち味であるほろっとした食感に。
バターを溶かさないように、手早くすり合わせましょう。
ふっくらとふくらんだ焼き上がりには、側面に「おおかみの口」と呼ばれるぱっくりと美しい割れ目が現れます。
今回使った型は
直径6cmの抜き型。断面が鋭利でないときれいにふくらまないので、抜き型がなければ包丁で6等分にカットして。

下準備
●
バターは1cm角に切り、冷蔵庫で10分以上冷やしておく。
●
卵は溶きほぐし、表面に塗る分を5g取り分ける。
残りの卵に牛乳を加え、合わせて1/2カップにして、冷蔵庫で冷やしておく。
●
オーブンの天板にオーブン用シートを敷く。
作り方
1
ボールに薄力粉、ベーキングパウダー、塩を入れ
てざっと混ぜ、冷やしておいたバターを加える。
カード(なければテーブルナイフ)でバターを細か
く刻む。

2
バターに薄力粉をまぶしながら、指先でさらに細
かくする(a)。バターが小豆大の大きさになった
ら、両手のひらでかるくすり合わせて混ぜる(b・
バターが溶けないように手早く作業する)。全体
が粉チーズ状に細かく、さらさらとした状態に
なったら、グラニュー糖を加えてざっと混ぜる。

3
冷やしておいた卵液を全体に回し入れ、カード
(なければゴムべら)で手早く混ぜる。ひとまとま
りになったら、ラップに包んで冷蔵庫に入れ、30
分やすませる。

4
オーブンを190℃に予熱する。作業台に薄力粉5g
(分量外)をふり、③の生地を取り出してのせる。表
面がなめらかになるまで、2~3回折りたたんでは
のばす(a)。生地を平らにし、半分に切って重ね、
めん棒で厚さ2㎝にのばす(b)。bの作業を3~4
回繰り返す(こうすることで生地に層ができる)。

5
抜き型に薄力粉適宜(分量外)をつけ、④の生地
を抜く(円形がゆがまないようにまっすぐ抜くと、
焼き上がりがきれいになる)。残った生地はなる
べくこねないように、抜いた部分を寄せてくっつ
けるようにしてまとめ、めん棒で厚さ2cmにのば
す。計6個型抜きする。

6
⑤の生地をオーブンの天板に並べ、とっておいた
溶き卵を刷毛で表面に塗る。190℃のオーブンの
下段に入れ、こんがりと焼き色がつくまで20分ほ
ど焼く。途中、表面の焼き色が濃くなったらアルミ
ホイルをかぶせる。取り出し、網の上で粗熱を取
る。好みでクロテッドクリーム、ジャムをつけてい
ただく。
(1個分217kcal、塩分0.4g)


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