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休日課長の『The基本200』を極める。

食いしんぼうベーシスト・休日課長が10年以上、自炊のバイブルとして愛用する『The基本200』。毎月1品をおさらいとして深掘りし、ヘビーユーザーならではの目線でリコメンドします。

理想の「五目炊き込みご飯」のレシピに挑戦。あまりのおいしさに休日課長がうなる!

2023.10.25

休日課長作・『The基本200』の五目炊き込みご飯

前回 これは一生もの「基本のポテトサラダ」のレシピ【休日課長が実践&実食!】

こんにちはこんばんは、休日課長です。この連載はひと言で説明すると、人のふんどしで相撲を取ります。私がお世話になったレシピ本・小田真規子さんの『The基本200』の料理を作って、食べて、その素晴らしさを暑苦しく語る企画。『The基本200』越しに、小田先生を感じます。

小田先生、本日もよろしくお願いします。 

休日課長さん
第8回のおさらいレシピは「五目炊き込みご飯」です。

炊き込みご飯って、食卓に出てくるとうれしいですよね!
少し手間がかかるからこそ、特別感があって、ごちそう感がある。

それぞれの食材からしみ出てからまり合った複雑なうまみ。
口に含んだ瞬間に感じる多幸感。
炊き込みご飯でしか味わえないですよね。

『The基本200』の五目炊き込みご飯は、素材の能力を生かしきった最強の五目炊き込みご飯です。
口に含んだ瞬間にうなります。

ではでは今日も作っていきます!

「五目炊き込みご飯」のレシピ

【材料(2人分)】

米……2カップ(400ml)
鶏もも肉(小)……1枚(約150g)
にんじん……1/4本
生しいたけ……4個
油揚げ……1枚(約30g)
こんにゃく……1/2枚(約100g)

砂糖
しょうゆ



休日課長

課長的 ここがすごいよ『The基本200』

炊飯器に入れるまでのていねいな下準備で、理想の炊き上がりに

五目炊き込みご飯で大切なのは、ほどよい堅さに炊き上げること。炊くのは炊飯器におまかせなので、とにかく大切なのは「米とぎ」「下味」などの下準備。口に含めばほろりとほぐれて素材のうまみと米のおいしさが口いっぱいに広がる、そんな炊き込みご飯にするためにていねいに作っていきましょう!

【下準備】


・にんじんは皮をむき、縦2~4等分に切って、端から薄切りにする。
・しいたけは軸を切り、薄切りにする。
・油揚げはざるに入れ、ぬるま湯を回しかけて油抜きする。水けを絞り、縦半分に切ってから、幅1cmに切る。
・こんにゃくは厚みを半分に切ってから幅5mmに切り、ボールに入れる。塩大さじ1をふってもみ込み、水を注いでさっと洗い、ざるに上げて水けをきる。
・鶏肉は皮と身の間の余分な脂肪を取り除き、2cm角に切る。


「ていねいな下ごしらえが結果を大きく左右します! 大切!!」

【作り方】

①米をとぐ

万能こし器に米を入れ、ひとまわり大きいボールにたっぷりと水をはる。万能こし器をボールにのせ、米を水に浸してひと混ぜし、表面の汚れを落としてすぐに水を替える。米をひとつかみずつすくって手のひらにのせては、水の中にかるく押し戻す作業を20回ほど行い、水を替える。これを同様にあと2回繰り返す。


ボールの水を捨て、米の表面が乾かないようにふきんをかぶせて30分ほどおき、米の表面についた水分を吸収させる(具材から水分が出るので、控えめな吸水にするのがポイント)。


「水分を吸着させるためにしばらくおきます。ふきんをかぶせて乾燥させないように!」

② 具材に下味をつける


下準備で切った具をバットに入れ、砂糖、しょうゆ各大さじ1を全体にかけて手でもみ込み、下味をつける。

「下味はとっても大切。うなるような炊き込みご飯にするには欠かせないひと手間」

③ 炊飯器にセットする


炊飯器の内がまに米、水2カップ、塩小さじ1/2、しょうゆ大さじ1を入れて手でさっと混ぜ、米の表面をならして平らにする。


下味をからめた具を汁ごとのせてならし、普通に炊く。


「もうあとはおまかせ!! でき上がりが楽しみ」

⑤炊き上がったら混ぜ合わせる


炊き上がったら、しゃもじを内がまにそってぐるりと一周させた後、

大きくすくい上げて上下を返す。


さらにご飯を切るようにしてかるく混ぜ合わせ器に盛る。

「お米をつぶさないようにやさしく混ぜましょう。どちらかというとほぐす感じです」

基本の五目炊き込みご飯が完成!



「絶対うまいルックス!!」

いざ、実食!

それでは、いただきます!


「とにかくうまい!! 食べた瞬間に口の中に広がる複雑な風味! たまりません!」



休日課長「やっぱり」

課長的 ここがすごいよ『The基本200』

まず言いたいのは、抜群に“うまい”ということ。すごいですよ、最強ですよ。素材のおいしさを引き立てるシンプルな味つけがどう考えてもいい仕事してる。他の食材入れても楽しいだろうなぁ。そして期待どおりの米の堅さ。『The基本200』の炊き込みご飯は、最強なのでぜひ作ってください!

あとがき


もうとにかく、食べながらうなりました!
これぞ理想の五目炊き込みご飯。

これからの寒い季節、特にグッとくるものがあります。

すごいですよね、炊き込みご飯って。だってこれと汁もので全然1食分として満足できちゃう。
素材の力を生かす『The基本200』の真骨頂、とでも言いましょうか。

もうとにかくうまいんだから! これはぜひ作ってください!


最近の炊飯器だと、吸水なんかも考えられてたり、炊きかげんを調整できたりするんで、米はシンプルにといで堅め設定で炊くのでもよさそう。そこらへんは今後の研究課題ですね!

小田先生、本日もごちそうさまでした!

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さとふる「令和5年産 山形県産 はえぬき 精米2kg」

パッケージも素敵な山形県産の「はえぬき」

米どころ山形が生んだ「はえぬき」。
味や香り、食感のバランスがいいのが特徴です。


時間をおいても味が落ちないため、さめてもおいしい。
白ご飯はもちろん、炊き込みご飯にも◎です。

この返礼品の詳細はこちら!
令和5年産 山形県産 はえぬき 精米2kg



休日課長

休日課長

1987年生まれ、埼玉県出身。「ゲスの極み乙女」「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」の4バンドのベーシストとして活躍。音楽活動の合間にTwitterやInstagramに日々の自炊写真をアップしている。妄想の彼女へ向けてのメッセージがおもしろいと評判に。2020年に著書『ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん』(マガジンハウス)を出版、21年に同書が原案本としてドラマ化された。 Instagram:@kyujitsu_kacho Twitter:@eninaranaiotoko

休日課長の『The基本200』を極める。
「The基本200」はこちら

料理・文・器/休日課長 撮影/澤木央子 レシピ/小田真規子 取材協力/さとふる

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