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休日課長の『The基本200』を極める。

食いしんぼうベーシスト・休日課長が10年以上、自炊のバイブルとして愛用する『The基本200』。毎月1品をおさらいとして深掘りし、ヘビーユーザーならではの目線でリコメンドします。

これは一生もの「基本のポテトサラダ」のレシピ【休日課長が実践&実食!】

2023.09.27

休日課長作・『The基本200』のポテトサラダ

前回 サクサク柔らかい! 基本の『とんカツ』レシピ【休日課長がトライ】

こんにちはこんばんは、休日課長です。この連載はひと言で説明すると、人のふんどしで相撲を取ります。私がお世話になったレシピ本・小田真規子さんの『The基本200』の料理を作って、食べて、その素晴らしさを暑苦しく語る企画。『The基本200』越しに、小田先生を感じます。

小田先生、本日もよろしくお願いします。 

The 基本 200 を眺める休日課長さん
第7回のおさらいレシピは「ポテトサラダ」です。

小さいころからポテトサラダが大好きで、食卓に上がるとうれしいメニュー!

ひと口に「ポテトサラダ」といってもいろいろなものがありますよね。
スタンダードなものからりんごが入ってるもの、いぶりがっこが入ってたり、カレー風味なんかも。

私は肉屋さんで売ってるようなオーソドックスなものが好きです。
『The基本200』のポテサラはオーソドックスではあるんですがひと味違います。

ではでは作っていきます!

「ポテトサラダ」のレシピ

【材料(2人分)】

じゃがいも(大)……2個(約350g)
ハム……4枚
きゅうり……1/2本
玉ねぎ……1/4個

 〈下味〉
酢……大さじ1/2
オリーブオイル……大さじ1/2
塩……少々
こしょう……少々


マヨネーズ



休日課長

課長的 ここがすごいよ『The基本200』

じゃがいものホクホク感を生かすべく、食材の水けはしっかり取り除く!

水っぽくならないようにするのがポイントこのレシピのポイントは、水っぽくならないようにすること。じゃがいもについた水けや、玉ねぎ、きゅうりの水分をしっかりと取るテクニックが登場です。じゃがいもの魅力を最大限引き出したポテトサラダに仕上げましょう!

【下準備】

ポテトサラダの下ごしらえ
・じゃがいもは皮をむき、2㎝角に切る
・ハムは放射状に8等分に切る
・きゅうりはへたを切り、薄い小口切りに
・玉ねぎは縦に薄切りにする


「私はKAI(貝印)のピーラーを愛用してます。じゃがいもの芽は毒があるのでピーラーの横についてる半円形の部分でほじくりましょう」

【作り方】

①じゃがいもを水にさらし、ゆでる

じゃがいもをボールに入れて5分ほど水にさらし、ざるに上げて水けをきる。鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで強火にかける。沸騰したら弱火にし、10〜12分ゆでる。
じゃがいもをゆでる
「小さいころ祖母に、『じゃがいも大好き!』って言ったらその日の晩ごはんをじゃがいものフルコースにしてくれた思い出が。じゃがいもを見るたびに思い出します」

② 玉ねぎときゅうりを塩もみし、水けを絞る

きゅうりと玉ねぎを塩もみする
じゃがいもをゆでている間にきゅうりと玉ねぎをボールに入れ、塩小さじ1/4を加えてもみ込むように混ぜ、10分おく。

野菜の水けを絞る
しんなりとしたら1/2量ずつ手にとり、握るようにして水けを絞る。

「このシンナリ感いい感じ。かなり水けが出てきます!」

③からいりして、ゆでたじゃがいもの水分をとばす

じゃがいもに火がとおっているか確かめる
「じゃがいもに竹串を刺してすーっと通ったら、中まで火が入ってます」

じゃがいもをからいりする鍋の湯を捨て、再び中火にかけて絶えず揺すりながらからいりする。
水分がとび、じゃがいも全体に粉がふいたら火からおろす。

粉がふいたらOK
「こんな感じで粉ふきにします。こうすることで水けをとばします!」

下味をつける
ボールに入れ、下味の材料を加え、混ぜたら10分ほどおいて粗熱を取る。

④すべてを混ぜ合わせる

具とマヨネーズを入れる
じゃがいものボールにきゅうり、玉ねぎ、ハム、マヨネーズ大さじ3〜4を加え……、

具とマヨネーズを入れて混ぜる
スプーンで上下返して混ぜ合わせる。まんべんなく混ざったら器に盛る。

「じゃがいもをつぶさないようにやさしく上下を返しながら混ぜ合わせて!」

一生もののレシピ。シンプルポテトサラダが完成!

ポテトサラダが完成

「じゃがいもの存在感! きゅうりの緑が映えておいしそう!!」

いざ、実食!

休日課長さんが実食それでは、いただきます!

休日課長さんが実食
「じゃがのいいところしっかり出てる! 玉ねぎもきゅうりもいい仕事してます!」


休日課長「やっぱり」

課長的 ここがすごいよ『The基本200』

今回は「水っぽくならないこと」が大切なポイント。じゃがいものからいり、玉ねぎときゅうりに塩をもみ込んで、おいて、絞るというワザで、とてもおいしいポテトサラダに! そして味つけがシンプルなうえじゃがいもをつぶさないので、じゃがいもの魅力がしっかり伝わってくる一品に仕上がりました。素材の味を生かしきる『The基本200』のレシピに、またまた脱帽です!

あとがき

ポテトサラダはつけ合わせ、というイメージがあると思いますが、これが食べてみると立派な一品に仕上がってます。

休日課長さんが実食
ビールやハイボールと合わせるのもとてもいいです。いろいろ好きな具材を入れたり、ブラックペッパーをふったり、ちょっとしたアレンジもよさそう!

休日課長さんが実食
やっぱり素材の味の力を最大限引き出しているこのポテトサラダ。
ぜひだまされたと思って一回作っていただきたいです。飽きのこない味なので、きっとまた食べたくなっちゃいます。

今回使った「ふるさと納税返礼品」

さとふる「北海道倶知安町産 じゃがいも・男爵 Lサイズ 10kg 」
じゃがいも
ごろっと大きな男爵がたっぷり10kg届きます。

北海道・倶知安町産の男爵は、甘くて、ほっくりとした味わいと食感が特徴。

休日課長さんとじゃがいも
粉ふきいもや、じゃがバター、マッシュポテト、コロッケやフライドポテトなどの料理に使うのもおすすめです!

この返礼品の詳細はこちら!
北海道倶知安町産 じゃがいも・男爵 Lサイズ 10kg



休日課長

休日課長

1987年生まれ、埼玉県出身。「ゲスの極み乙女」「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」の4バンドのベーシストとして活躍。音楽活動の合間にTwitterやInstagramに日々の自炊写真をアップしている。妄想の彼女へ向けてのメッセージがおもしろいと評判に。2020年に著書『ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん』(マガジンハウス)を出版、21年に同書が原案本としてドラマ化された。 Instagram:@kyujitsu_kacho Twitter:@eninaranaiotoko

休日課長の『The基本200』を極める。
「The基本200」はこちら

料理・文・器/休日課長 撮影/澤木央子 レシピ/小田真規子 取材協力/さとふる

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