熟成何と5年。山梨『熟成ワインビネガー』がギフトにも料理にも最高/榎本美沙さん愛用

5年もの熟成期間! ぜいたくなワインビネガー

山梨県で日本のぶどうを使ってワインビネガーをつくっているアサヤ食品。
アサヤ食品の「熟成ワインビネガー」は約10種類の山梨県産のぶどうを100%使って、なんと5年以上じっくりと熟成させたもの。
色や形の問題で、おいしいのに規格外になってしまったぶどうも原料にしているというサステナブルな要素も素敵な商品です。
赤も白もおいしい!

白(白ワインビネガー/写真左)・赤(赤ワインビネガー/写真右)の2種類があり、上の写真のように色は「白」は薄め、「赤」は茶色に近い色合いです。ちなみに白は、赤と比べると薄めの色みに見えますが、通常の白ワインビネガーに比べると濃い色合いです。熟成期間が長いので、色みも濃いめに仕上がっているのです。
どちらも開封したときに驚くほど香りが芳醇! 味わうと果実味にあふれたビネガーで驚くかと思います。まずは希釈して、少しはちみつや砂糖などの甘みを加えてドリンクとして飲むのもおすすめです!
白ワインビネガーは、シャインマスカットや甲州などの白ぶどうを使用していて、さわやかな香りが広がります。さっぱりとしているので、サラダやマリネやカルパッチョなどにおすすめです。
赤ワインビネガーは巨峰やベリーAなど糖度が高いぶどうをたっぷり使っているので、甘い香りでまろやかな味わい。根菜類と合わせたり、ハヤシライスなどのトマト煮の仕上げに加えたり、肉のビネガー煮などにもおすすめです。
おすすめの使い方は?
私のお気に入りの食べ方もご紹介したいと思います! 白はシンプルなレタスサラダがおすすめ。

シャキッとさせたレタスに、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、こしょうを混ぜたドレッシングをかけるだけ。
そして赤は、キャロットラペがわが家の定番です!

レーズンを入れると赤ワインビネガーのあふれるぶどう感と相性抜群です! 作り方もご紹介しますね。
『キャロットラペ』のレシピ
材料(作りやすい分量)
にんじん……1本(200g)
レーズン……20g
オリーブオイル……小さじ1
A
赤ワインビネガー……小さじ2
はちみつ……小さじ1/2
塩……ひとつまみ
作り方
(1)にんじんは細切りにする。
(2)フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、にんじんを入れてさっと炒める。
(3)油が回ったらAを加えて炒め、汁けがなくなったらレーズンを加えて混ぜる。
ぜひお試しいただけたらと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回は7月25日更新の予定です。
また次回も楽しみにしていただけたらと思います。
今回紹介した発酵フード
『熟成ワインビネガー』/アサヤ食品
https://www.asayafoods.com/products/24
榎本美沙
料理家・発酵マイスター。発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、 Instagram(@misa_enomoto)も人気。最新刊『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)が好評発売中。その他の著書に『ゆる発酵』(小社)、『毎日の発酵食材レシピ手帖』(Gakken)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)など著書多数。
写真・文/榎本美沙