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基本の和食

【保存版】黄金比の割り下と具材で『基本のすき焼き(関東風)』のレシピ/プロ直伝

2024.12.26

『基本のすき焼き(関東風)』

関東風のすきやきとは


すき焼きの作り方や味つけは、家庭によってさまざま。〈関東風〉はしょうゆベースの甘辛い煮汁・割りしたを使って煮るので、具材にまんべんなくしっかり味がしみます。煮詰まりすぎると味が濃くなってしまうため、2~3回に分けて作ると、最後までおいしく食べられます。

『基本のすき焼き(関東風)』のレシピ

基本のすき焼き(関東風)

材料(2~3人分)

牛肩ロース肉(すき焼き用)……200g
牛脂……1個
ねぎ……2本(約160g)
生しいたけ(飾り切りしたもの)……6個
焼き豆腐……1丁(約300g)
しらたき(アク抜きずみのもの)……150g
春菊……1/2わ(約80g)

〈割り下〉
水……3/4カップ
昆布(5×5cm)……1枚
砂糖……大さじ3
しょうゆ……大さじ5
酒……大さじ5
みりん……大さじ3

卵……2個

作り方

割り下を作る

(1)割り下を作る

小鍋に割り下の材料を入れ、中火にかける。ひと煮立ちしたら、昆布を取り出す。

POINT

一度煮立たせることで、昆布のうまみを割り下にうつします。そのまま煮つづけると昆布のぬめりが出てしまうので、ここで取り出すのがポイント。取り出した昆布は、刻んでつくだ煮にしても。

材料を切る

(2)材料を切る

ねぎは幅2cmの斜め切りにする。焼き豆腐は8等分に切る。春菊は葉を摘む。

すき焼き鍋に牛脂を入れて中火で熱する長ねぎを焼いて取り出す

(3)ねぎを焼いて取り出す

すき焼き鍋に牛脂を入れて中火で熱し、溶かす。

POINT

牛脂の種類によっては、筋が残って溶けないものも。2~3分たっても溶けない場合は取り除いて。


ねぎを入れて両面をじっくり焼きつけ、取り出す。

POINT

このひと手間で、ねぎに牛脂のうまみと香ばしさが加わり、生から煮るよりもぐ~んとおいしくなります。

割り下の1/3量ほど(約1/2カップ)を入れる牛肉、春菊以外の具をそれぞれ1/3量ほど入れ煮る。""

(4)割り下を入れて具を煮る

(3)の鍋に、(1)の割りしたの1/3~1/2量ほどを入れる(1巡目で入れる具の分量に合わせる)。




牛肉、春菊、ねぎ以外の具を、それぞれ1/3~1/2量ほど入れ、弱火にして返しながら煮る。

牛肉を1/3量ほど加えてさっと煮る春菊を1/3量ほど加える

(5)牛肉を入れ、仕上げに春菊を入れる

具に火が通ったら、ねぎの1/3~1/2量と、牛肉の1/3~1/2量ほどを加えてさっと煮る。




最後に春菊を1/3~1/2量ほど加える。
卵につけて食べる

(6)卵につけて食べる

溶き卵につけながら食べる。

食べ終わったら2巡目に!


二巡目も割り下からリスタート

途中で具や割り下をたしたくなるところですが、一度鍋の中の具を食べきってからリスタートするのがおすすめ。2~3回に分けて食べるほうが、最後まで煮つまらずにおいしく食べられます。

煮汁が残ったら牛卵丼に!


煮汁が残ったら牛卵丼に!
残った煮汁にはうまみがたっぷり出ているので、捨てるなんてもったいない! 残った具もいっしょに、ふたができるフライパンに移して煮立たせ、溶き卵を回し入れてふたをし、卵が半熟状になるまで加熱します。これをご飯にのっければ絶品! シメに食べるにはおなかが苦しかったら、ぜひ次の日に!


割り下の配合を覚えておけば、だれが作っても味がブレない関東風のすき焼き。すき焼き初心者さんにもおすすめです!

料理/市瀬悦子 撮影/髙杉 純 スタイリング/浜田恵子 取材・文/高丸昌子

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