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『焼き餃子』の基本のレシピ・作り方【パリパリの羽根つきに仕上げるコツあり】

2024.09.15

『基本の焼き餃子』

パリッと薄い羽根をつけた『焼き餃子』は、お店みたいな仕上がりでインパクト大! 羽根の素になる小麦粉水を初めから入れて蒸し焼きにするので、焦げつかず中まできちんと火が通ります。キャベツ&ひき肉のたねはしっかり味。かみしめるとうまみが口に広がり、あとを引くおいしさです。

『基本の焼き餃子』のレシピ

基本の焼き餃子

材料(24個分)

〈たね〉
 豚ひき肉……150g
 キャベツのみじん切り……1/5個分(約200g)
 玉ねぎのみじん切り……1/4個分(約50g)
 しょうがのすりおろし……小さじ1
 にんにくのすりおろし……小さじ1
 砂糖……小さじ1
 しょうゆ……小さじ2
 片栗粉……小さじ1と1/2 
 ごま油……小さじ1と1/2  
 塩……小さじ1/5
餃子の皮 24枚

小麦粉
サラダ油
ごま油
しょうゆ

好みでラー油


作り方

たねの材料を混ぜる

(1)たねの材料を混ぜる

ボールにキャベツを入れ、塩小さじ1/4をふって混ぜ、10分ほどおく。大きめのボールにキャベツの水けを絞って入れ、たねの他の材料を加えてよく練り混ぜる。
POINT

キャベツの水けをよく絞ると、たねが水っぽくならず、調味料がよくなじみます。

餃子の皮にたねをのせる

(2)餃子の皮にたねをのせる

大きめのバットにオーブン用シートを敷いておく。餃子の皮1枚の中央に、たねの1/24量(約大さじ1)をこんもりとのせ、皮の縁に水を薄く塗る。

ひだを作りながら包む

(3)ひだを作りながら包む

皮を2つに折り、皮の手前に1.5cm間隔でひだを作りながら口を閉じる。閉じ口を指でしっかり押さえ、(2)のバットに並べる。残りも同様にする。ボールに小麦粉小さじ2を入れ、水1/2カップを加えて混ぜ、小麦粉水を作る。

POINT

羽根の素になる小麦粉水は、小麦粉がだまにならないよう、水を少しずつ加えながらよく混ぜます。

餃子を蒸し焼きにする

(4)餃子を蒸し焼きにする

フライパンにペーパータオルでサラダ油を薄く塗り、餃子10個を間隔をあけて放射状に並べ、2個を中央に置く。(3)の小麦粉水をもう一度混ぜて回し入れる。ふたをして強めの中火にかけ、汁けが少なくなるまで、3分ほど蒸し焼きにする。

ごま油を入れる

(5)ごま油を入れる

ふたを取って中火にし、3分ほど焼いて汁けをとばす。羽根の周囲がはがれてきたら、ごま油小さじ2をフライパンの縁から回し入れ、焼き色がつくまで4分ほど焼いて火を止める。

POINT

焼くときは、フライパンをときどき動かして火の当たる位置を変え、焼き色を全体につけます。

餃子を皿に移す

(6)餃子を皿に移す

直径約26cmの皿をフライパンにかぶせて皿の底に手を当て、フライパンごとひっくり返して餃子を皿に移す。(3)と同様に小麦粉水を作って残りの餃子も同様に焼き、しょうゆ、酢、好みでラー油各適宜を混ぜたたれを添える。

コツさえ覚えれば、パリッパリの羽根つき焼き餃子を失敗なく、おいしく作ることができます。ビールのお供に、ご飯のおかずにおすすめですよ。


(『オレンジページ』2016年8月2日号より)

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料理/小林まさみ 撮影/竹内章雄 スタイリング/朴玲愛 文/編集部・山田

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