町中華風エビチャーハンは殻で作る海老油が鍵!野本流しっとりパラパラ極上レシピ
この連載では、寿司屋ならではのテクニックを交えながら、家庭で作りやすいレシピをご紹介しています。
今回は【えびチャーハン】です!
ちょっとぜいたくに殻つきのえびで作ります。
では、さっそく作っていきまーす!
【其の一】
えびは塩と片栗粉で洗うべし!
えびは塩でもみ洗いしたあと、片栗粉と水を加えてさらにもみ込みます。汚れや独特の臭みがしっかり落ちて、プリッとした食感に仕上がりますよ。
【其の二】
えびの殻で「えび油」を作るべし!
むいた殻を捨てずに油でじっくり炒めるのがコツ。油にえびの香ばしいうまみと風味がギュッとうつり、本格的な味わいになります。
【其の三】
あえて水分を加えて仕上げるべし!
ご飯をパラパラに炒めた仕上げに、スープなどの水分を加えるのがポイント! お米が水分を吸って、お店のような「しっとりパラパラ」食感に仕上がります。
野本流『えびチャーハン』のレシピ

材料(2人分)
温かいご飯……350g
えび(殻つき)……10尾(約160g)
溶き卵……2個分
ねぎ……1/2本(約30g)
しょうゆ……小さじ1
〈えびの下ごしらえ用〉
塩……ひとつまみ
片栗粉……小さじ1/2
水……大さじ1
〈A〉
水……大さじ1
鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ1/2
サラダ油……小さじ2(えびを炒める用)、大さじ2(チャーハン用)
塩……適宜
こしょう……適宜
下準備
●ねぎはみじん切りにする。
●〈A〉は混ぜる。
作り方
(1)
えびは殻をむき、殻はとっておく。背に切り込みを入れて背わたを取る。
ボールに入れて〈えびの下ごしらえ用〉の塩を加え、かるくもむ。
片栗粉、水を加えてもむように洗う。
流水を加えながら洗い、水がほとんどにごらなくなったら、ざるに上げて水けを拭く。
(2)
フライパンにサラダ油小さじ2とえびを入れて中火にかける。
2〜3分炒め、塩、こしょう各少々をふり、えびに火が通ったら、ペーパータオルを敷いたバットなどに一度取り出す。
(3)
フライパンにサラダ油大さじ2を中火で熱し、水けを拭いたえびの殻を加えて1〜2分炒める。
香りが立ったら殻を取り出す。
溶き卵を流し入れ、半熟状になったらご飯を加え、ほぐしながら2〜3分炒め合わせる。
ぱらぱらになってきたら、ねぎを加えてさらに炒め合わせる。
(4)
手前に寄せ、フライパンのあいているところにしょうゆを加えて炒め合わせる。
再度手前に寄せて〈A〉を加え、さらに1〜2分炒め合わせる。
えびを戻し入れて炒め合わせ、塩、こしょう各少々で味をととのえる。
(5)

小さめのボールにえびを5尾入れ、チャーハンを半量詰めて器に伏せて盛る(残りも同様にする)。
野本流【えびチャーハン】のでき上がり!
殻つきならではのうまみと香ばしさをしっかり生かした、町中華風えびチャーハンです。 ぷりっとしたえびの食感がチャーハンとの相性抜群!!
シンプルな材料で作りやすく、えびの殻まで無駄なく生かせるのもポイント◎ えび好きにはたまらないチャーハンです。ぜひ作ってみてください!
谷中松寿司の旬ネタ
最後に松寿司の旬ネタをご紹介!
今回は、夏から秋にかけておいしくなる【たち魚】です。
上品な味わいの白身魚で、身が柔らかく濃厚なうまみもあります。
今月はたち魚にのりと青じその葉を合わせ、春巻きでお出ししてます。 たち魚のふんわりとした身に、のりと青じその葉の香り、春巻きのぱりっとした食感がよく合いますよ。 お酒によく合う、たち魚のつまみです。
さて、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の更新は2026年9月25日(金)フライパンで絶品に仕上げる「さんまの塩焼き」です。

野本やすゆき
料理家、谷中で80年続く「谷中松寿司」三代目店主。
大学卒業後、調理師学校に通い、調理師免許を取得。家業の寿司店で修業するかたわら、フードコーディネータースクールに入校。卒業後、同校講師を経て独立。
料理家、寿司屋の二刀流で料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告のフードコーディネートなど、食にかかわるジャンルで幅広く活躍中。
YouTube:野本やすゆきチャンネル
Instagram:nomotobase
谷中松寿司:yanakamatsusushi
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写真・文/野本やすゆき プロフィール写真/吉澤健太


















