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編集者が本当に作り続けるオレンジページレシピ40

『オレンジページ』に掲載された料理は、累計何と……数万点以上! 星の数ほどある中で編集者が「リアルに作り続ける」愛用レシピとは?

レンチンだけでプロの味。編集者が10年以上作り続ける『感動焼き豚』のレシピって?

編集者が本当に作り続けるオレンジページレシピ40

『オレンジページ』は今年創刊40周年。誌面で紹介された数万点以上(!)のレシピのなかから、歴代の編集者40名が「リアルに作り続けるレシピ」を、リレーブログで紹介します。

>>前回/揚げないのにカリッカリ!『れんこんとしいたけの酢豚』編集者が作り続ける愛用レシピ

今回紹介するのは、『オレンジページ』通販担当・ヒラオ。甘辛だれが食欲をそそる、編集者が虜になったレンジ焼き豚とは?

出会いは10年以上前。ずっと愛用している感動レシピ

このレシピに出会ったのは2008年。「これすごいよ」と編集担当に教えてもらったのがきっかけです。練り上げられたプロセスとおいしさに感動して、当時、担当していたオレンジページnetの「お料理e-Lesson」企画でも教えてほしい、と小田真規子先生にお願いしたのを覚えています。今でも思い入れのあるレシピです!

通販担当・ヒラオが自宅で撮影 初出は2008年刊行のムック『帰ってから作れるごはん』(絶版)。編集担当の付箋が残っていました

これが電子レンジで? とびっくりしちゃう、香ばしさ満点の焼き豚。
『レンジ焼き豚』のレシピ

材料(4人分)

豚肩ロースかたまり肉(直径8cmくらいのもの)……300g
きゅうり……1本
〈A〉
にんにくのすりおろし……1/2かけ分
みそ……大さじ2
砂糖……大さじ2
酒……大さじ2
ごま油……小さじ1
豆板醤……小さじ1/2

作り方

(1)Aをよく混ぜ合わせる。耐熱のボール(口径20cmくらい)に豚肉を入れ、Aをかける(肉を返したり、調味料とあえたりしない)。ラップをせずに、電子レンジ(600W)で9分加熱する。きゅうりは長さ4cmの細切りにする。

(2)ボールを取り出して肉の上下を返し、ラップをぴっちりかけて20分おく。

(3)ラップをはずし、ボールの内側についた調味料をスプーンでこそげ、肉汁で溶きのばす。八分どおりこそげたら、肉の上下を返して味をからめる。厚さ5mmくらいに切って器に盛り、たれをかけ、きゅうりを添える。

『レンジ焼き豚』を作り続けるワケ

【その1】甘辛いみそだれがたまらない! みんなが大好きな味
ご飯に合うのはもちろん、サムギョプサルのように葉野菜で包んで食べるのも好き。おもてなしにも持ち寄りにも、何十回作ったか数え切れません。

【その2】温め直しても、柔らかくてジューシー
持ち寄り先や翌日でも、温めなおせば作りたてのようなおいしさになるのもいいところ。余ったたれで、野菜炒めや炒飯を作っても最高です!

【その3】失敗知らずで作れる
レンジ調理なだけに「計量と手順さえ守れば、失敗しない」ので、自信を持って作れます。逆に申しますと、アバウトでは作れないところが、アバウトになりがちな性分に合っているのかな。何度作っても、小田先生の味を完全に再現できるところがお気に入りです。

通販担当・ヒラオが自宅で撮影

オレンジページ通販担当・ヒラオ
おすすめされたら、すぐ試してみる派。猫を膝にワインを飲みながらYoutubeを見るのが至福の時間。うさぎ占いはウーリーうさぎ。

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料理/小田真規子 撮影/宗田育子