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長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

週末のブランチに♪包まなくてOK!長谷川あかりさんの『オープンオムレツ』の作り方

長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

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オムレツをきれいなラグビーボール形にするのってけっこうむずかしい。でもオープンオムレツなら、具を炒めて卵とじのようにすればいいだけだから失敗がありません。玉ねぎとマッシュルームのオムレツにサラダをのせたら、朝食や休日のブランチにぴったり。ワインのお供にもいいですよ。具材は冷蔵庫に余っている食材何でもOK。ここでは洋風と和風のオムレツをご紹介しましたが、春菊などの青菜と韓国のりを具にしてごま油で焼き、コチュジャンを添えた韓国風もおすすめです。

『オムレツ』のレシピ

<オープンオムレツ>なら簡単で失敗しない!
生ハムのサラダを添えて朝食やブランチ、おつまみに。

材料(2人分)

卵……3個
玉ねぎ……1/2個
マッシュルーム……1パック(約60g)
生ハム……20g
ベビーリーフ……10~20g


バター
粗びき黒こしょう

作り方

(1)具を炒める
玉ねぎは繊維にそって薄切りにする。マッシュルームは薄切りにする。ボールに卵を溶きほぐし、塩小さじ1/3を加えて混ぜる。直径22cmのフライパンにバター15gを入れて弱めの中火で熱し、玉ねぎを加えて2~3分炒める。しんなりしたらマッシュルームを加えて数秒炒める。

(2)卵液を加える
(1)の卵液を回し入れる。大きく2~3回混ぜて表面を平らにする。

(3)蒸し焼きにする
弱火にしてふたをし、2~3分蒸し焼きにする。卵が好みの焼きかげんになったら火を止め、そのまますべらせるようにして器に盛り、ベビーリーフ、ちぎった生ハムをのせ、粗びき黒こしょう少々をふる。

あかりのおまけ

卵を溶きほぐすときのコツ

オムレツを作るときは卵をよく溶きほぐすのがポイント。箸をボウルの底につけ、ジグザクを描くようにして白身をきってください。箸を持ち上げると泡立って、オムレツに気泡が入ってしまいがち。

長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.4』(扶桑社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年11月2日号より)

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料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子