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長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

フライパンで時短・香ばしい。豚バラれんこんの卓ドン!炊き込みご飯/長谷川あかり

長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

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おかずとご飯がいっしょになったような具材たっぷりの炊き込みご飯があれば、あとはちょこっと副菜か汁ものがあればいいから献立作りが意外とラク。具を炒めてこくを出したいときは、フライパンでそのまま炊いちゃうのがおすすめです。れんこんと豚肉をこんがりカリッとするまで炒め、しょうゆとみりんも少し焦がすように煮つめると、香ばしい風味と甘辛味で箸が止まらない炊き込みご飯に仕上がります。炊飯器よりも短時間で炊けるし、そのまま食卓に出すとパエリアみたいで気分も上がりますよ。

『炊き込みご飯』のレシピ

炒めた具の香ばしさが味の決め手。
フライパンで炊き上げて「卓ドン」するのがおすすめです。

材料(4人分)

米……2合(360ml)
豚バラ薄切り肉……200g
れんこん……150g

〈A〉
にんにくのすりおろし……小さじ1/2
塩……小さじ1/2
水……2カップ(400ml)

三つ葉……適宜

ごま油
しょうゆ
みりん

作り方

(1)豚肉とれんこんを炒める
米はといでざるに上げ、30分ほどおく(夏場は冷蔵庫で)。豚肉は幅3cmに切る。れんこんは皮をむき、幅5mmのいちょう切りにする。直径22cmのフライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、豚肉とれんこんを入れて炒める。

(2)調味料を加えて煮つめる
れんこんに焼き色がついたら、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1と1/2を加え、少しとろみがつくまで煮つめて火を止める。

(3)米を加えて炊く
米、〈A〉を加えてさっと混ぜる。強めの中火にかけて沸騰させ、ふた(穴がある場合はアルミホイルなどでふさぐ)をして弱火にし、16~18分炊く。火を止めて10分蒸らす。ざく切りにした三つ葉を散らす。

あかりのおまけ

愛用の飯碗いろいろ

小さめのものは容量約120gで、ダイエット中やあまりお腹がすいていないときに。少しおかわりしても150g以内におさまります。たくさん食べたいときは大きめのお茶碗で。気分に合わせて使い分けられるように、いろいろな大きさのものを持っています。

長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.3』(扶桑社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年9月17日号より))

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料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子