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編集者が本当に作り続けるオレンジページレシピ40

『オレンジページ』に掲載された料理は、累計何と……数万点以上! 星の数ほどある中で編集者が「リアルに作り続ける」愛用レシピとは?

揚げないのにカリッカリ!『れんこんとしいたけの酢豚』編集者が作り続ける愛用レシピ

編集者が本当に作り続けるオレンジページレシピ40

『オレンジページ』は今年創刊40周年。誌面で紹介された数万点以上(!)のレシピのなかから、歴代の編集者40名が「リアルに作り続けるレシピ」を、リレーブログで紹介します。

>>前回/油揚げでコロッケ⁉裏返すから、サクサクジューシー『すき焼ききつねコロッケ』とは

今回紹介するのは、『オレンジページ』編集部・やっしー。時短でも手抜きに見えない、編集者おすすめのラクうま酢豚とは?

ケチャップ味で食べやすい! 家族から大好評な酢豚

野菜の中でも1、2位を争うくらいれんこんが好き。いつもは和風が多いのですが、たまには新しい味つけにも挑戦したいなと思っていました。
そんな時に出会ったのが、野菜を楽しむ中華という企画(2023オレンジページCooking野菜「劇的においしい、野菜の食べ方。」)。この企画を見た時に、秋野菜でも提案したいと思い、今井亮さんにレシピをご紹介いただききました
これが簡単なのにご飯が止まらない味つけで、家族からも大好評! 喜んでもらえるので、今でもよく作り続けています♪

とんカツ肉でボリューム満点! ケチャップベースのたれで、子どもも食べやすい味つけに
『れんこんとしいたけの酢豚』のレシピ

材料(2人分)

れんこん……1節(約150g)
生しいたけ……2個
赤パプリカ……1/4個(約40g)
豚ロース肉(とんカツ用)……2枚(約250g)

〈合わせ調味料〉
水…1/2カップ
トマトケチャップ……大さじ3
砂糖……大さじ1
酢……大さじ1
しょうゆ……大さじ1
片栗粉……小さじ2


片栗粉
サラダ油

作り方

(1)材料の下ごしらえをする
れんこんは皮をむいて幅1cmの半月切りにする。しいたけは石づきを切って縦4つ割りにする。パプリカは横に幅1cmに切る。豚肉は両面に浅く数カ所切り込みを入れる。塩小さじ1/4をもみ込んで片栗粉大さじ2を両面にまぶし、横に幅2cmに切る。合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。サラダ油大さじ1と1/2を用意する。

(2)豚肉と野菜を焼く
フライパンにサラダ油の1/2量を中火で熱し、豚肉を入れて、返しながら3分ほど焼いて取り出す。残りのサラダ油をたしてれんこんを加え、2分焼く。しいたけ、パプリカを加えてさらに1分焼く。

(3)合わせ調味料を加えてからめる
豚肉を戻し入れ、全体をフライパンの奥に寄せる。合わせ調味料をもう一度混ぜてから手前に加え、混ぜながらとろみをつける。煮立ったら、全体を手早くからめる。

『れんこんとしいたけの酢豚』を作り続けるワケ

【その1】揚げなくてもカリッとおいしく仕上がる
酢豚というとやや手間な印象がありますが、片栗粉をふった豚ロースを焼くだけ。揚げないのにカリッとしておいしいんです。肉に切り込みを入れてから焼くので、柔らかいのも◎

【その2】ケチャップあんで酸味が苦手なかたも食べやすい!
酢豚=黒酢のイメージだったのですが、黒酢が家にないこともしばしば。これはケチャップであんを作るので、家にある調味料で作れるし、酸っぱいのが苦手なかたや子どもも食べやすいのがいいんです。

【その3】合わせ調味料の加え方がプロならでは。
この企画で今井さんから教わったのが、「炒めものなどで合わせ調味料を加える時に、具材を奥、調味料はフライパンの手前に入れてしっかり温めてから具材と絡めると、具材との絡みも良くなるし水っぽくならない」ということ。このレシピでもそうしていますが、これ以降炒めものを作るときは全てそうしています。

オレンジページ編集部・やっしー
千葉県出身。年じゅうキャンプに出かけるアウトドア派。音楽、ライブも大好きで一人で遠征もおてのもの。うさぎ占いはネザーランドドワーフ。

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料理/今井 亮 撮影/鈴木泰介 スタイリング/阿部まゆこ