『さつまいも』の、旬や特徴、おいしいレシピをご紹介

2022.10.03

今月の野菜

さつまいも

旬の時期

9〜11月

特徴

秋の味覚の代表格、さつまいも。主な栄養素は、糖質、ビタミンC、カリウムなど。食物繊維も豊富なので、便秘解消や、腸内環境の改善も期待できます。皮はポリフェノールの一種や食物繊維を多く含むので、むかずにいっしょに食べるのがおすすめ。表面に傷がなく、ひげ根が少ないこと、皮の色が鮮やかで張りがあることが、おいしく鮮度のよいものを選ぶポイントです。

主な品種

ひとえにさつまいもといっても、食感や糖度は品種によってさまざま。使う料理やお好みによって選び分けるのがおすすめです。

紅あずま東日本を中心に、全国一の収穫量をほこる品種。甘みと食感のバランスがよく、ほくほくとした食感が特徴。鳴門金時（高系14号）徳島県で作られ、西日本で広く流通。身は鮮やかな黄金色で、ほっくりとしてほどよい甘さ。安納芋鹿児島県・種子島の安納地域で作られ、他の品種より糖分が多いのが特徴。ねっとりとした食感が楽しめる。シルクスイートシルクのようなしっとりとした舌触りで、甘みも強い品種。丸くて皮の赤みが鮮やかなのが特徴。
　

この野菜におすすめの食材

焼きいもに牛乳はテッパンですが、この2つは料理に使っても◎。スープやクリーム煮などにすれば、ほくっと甘いさつまいもに、牛乳のまろやかさとこくが加わって、美味。ほっくり甘いさつまいもに、りんごの酸味とシャキッとした食感が好相性。サラダや煮ものなどのおかず系はもちろん、蒸しパンやタルト、パイなどのスイーツ系にも、goodな組み合わせです。さつまいもの甘さに、バターの濃厚なこくが加わわれば、うっとりするほどリッチな味わいに。シンプルに焼きいもにのせるだけでも、ワンランク上のおいしさになります。塩味をたせば、おかずメニューにも。