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編集者が本当に作り続けるオレンジページレシピ40

『オレンジページ』に掲載された料理は、累計何と……数万点以上! 星の数ほどある中で編集者が「リアルに作り続ける」愛用レシピとは?

わが家の味になった殿堂入りレシピ。漬けて煮るだけ絶品『甘辛しょうゆチャーシュウ』

2025.05.04

『オレンジページ』は今年創刊40周年。誌面で紹介された数万点以上(!)のレシピのなかから、歴代の編集者40名が「リアルに作り続けるレシピ」を、リレーブログで紹介します。

>>前回/撮影で出会った、素麺の概念を覆す感動の一皿。『鶏とトマトとバジルの洋風そうめん』

今回担当するのは、『オレンジページ』編集部・山あ。今や定番となった、入社した年に出会ったレシピとは?

年末年始はこれ一択!  「自分で作ったとは思えない」感動チャーシュウ

お正月のごちそうとして決まって作るのが、『甘辛しょうゆチャーシュウ』。オレペに入社したその年の〈お正月料理〉特集号に掲載されていたレシピです。

入社前、チャーシュウは手作りしたことナシ。当時の私は気軽に作れるとも思っていなかったはずです。でもこのレシピは、圧倒的に簡単で、柔らかで、自分で作ったとは思えないおいしさで……。

以来、他のレシピも経て、わが家の正月はこれが定番に。ここ数年は実家におすそわけするのも、年末の恒例になっています。肉を漬けた状態で母に託して、仕上げの煮込みは食べる直前に(できたてが最高なので……!)。じつは姉もこのレシピがお気に入りで、今や「家族の味」ともいえる一品です!
編集部・山あが自宅で撮影。
編集部・山あが自宅で撮影。

箸がすすむ甘辛味と、しっとり柔らかな口当たりが魅力。
『甘辛しょうゆチャーシュウ』のレシピ

材料(2人分)

豚肩ロースかたまり肉......500g

〈しょうゆオニオンマリネ液〉
しょうゆ......1/3カップ
玉ねぎのすりおろし、はちみつ......各大さじ3
しょうがの薄切り......3~4枚

大根のせん切り、にんじんのせん切り......各適宜
万能ねぎの斜め切り......適宜

作り方

(1)豚肉はフォークでまんべんなく30カ所ほど刺す。

(2)ボールにマリネ液の材料を混ぜ、ポリ袋に入れて、豚肉を入れる。空気を抜くようにして袋の口を縛り、かるくもむ。冷蔵庫で2~3時間漬ける。

(3)口径18cmほどの厚手の鍋に、(1)を漬け汁ごと入れ、水1カップをたして中火にかける。煮立ったらアクを取る(玉ねぎを取りすぎないよう注意)。鍋のふたを少しずらしてかぶせ、弱めの中火で20分ほど、上下を返してさらに20分ほど煮る(煮汁がふつふつし、蒸気が充満している状態を維持する)。強めの中火にし、煮汁が少し残るくらいまで、焦げないよう上下を返しながら煮て火を止める。

(4)豚肉を取り出してさめるまでおき、食べやすく切って器に盛る。大根とにんじんを混ぜて盛り、万能ねぎを添え、残った煮汁(脂が多く出たら除く)をかける。

『甘辛しょうゆチャーシュウ』を作り続けるワケ

【その1】これぞ王道、みんなに愛される味。
王道の甘辛しょうゆ味は、何度食べても飽きることなく、世代を問わず愛される味わい。だからこそ、この先年を重ねても、自分や家族のために自信を持って作りつづけられるメニューだなと思います。わが家の「家族の味」になったように、きっと多くの読者にとっても定番になるはず!

【その2】身近な材料や道具から、ごちそうが生まれる感動。
すべて身近な材料で、いつもの鍋で作れて、漬けて煮るだけというシンプルさが魅力。仕上がりは特別感があるのに、作り方は決して特別じゃない、そんな驚きと感動を与えてくれます。「料理が苦手」と感じている人にこそ作ってほしいです!


『オレンジページ』編集部・山あ
三度のめしとエンタメが好き。映画館で飲むビールと祭りで食べる焼きそば愛。人生最後に食べたいひと皿は母のけんちん汁です。うさぎ占いはフレミッシュジャイアント。

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料理/上田淳子 撮影/三村健二

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