秋に食べたくなるものといえば、ずばり〈
栗〉!
じんわりとやさしい、素材の甘さを楽しみたい。だけど、ゆでるだけというのも……。
そんなときにおすすめなのが、ペースト状にした栗とてんさい糖を混ぜて作る〈
茶巾絞り〉。関西地方では「栗きんとん」と呼ばれていますよね。
少ない材料で作れるから、ぜひお試しを!
『栗の茶巾しぼり』のレシピ
材料(6個分)
栗(皮つき)……350g(正味約200g)
てんさい糖……40g
水……60ml
塩……ひとつまみ
くるみ(ロースト・無塩)……6個
下ごしらえ
鍋にたっぷりの湯を沸かし、栗を入れて弱めの中火で40分ほどゆでる。ときどき様子をみながら、水面がふつふつと静かに沸騰しているくらいの火加減に調整する。ざるに上げ、湯をきる。
作り方
(1)栗の身をくりぬく
栗を縦半分に切り、身をスプーンでくりぬく。
(2)火にかけながら練る
鍋に(1)とてんさい糖、水、塩を入れて弱めの中火にかける。水分がとんで全体がなじむまで、ゴムべらで練るようにしながら混ぜる。
(3)撹拌する
温かいうちに、ハンディブレンダー(ミキサーやフードプロセッサーでもよい)でなめらかに撹拌する。
(4)仕上げる
粗熱が取れたら6等分にし、それぞれ平たい円形にしてラップにのせる。中央にくるみを1個ずつのせ、ラップの端を持ち上げて包み、上部をひねりながら丸く整えてラップをはずす。
塩をひとつまみ加えて、甘さを引き立たたせるのがポイント!
小さくまあるい1個に、おいしさがぎゅっとつまっています。
歯ごたえのあるくるみが食感のアクセントになって、食べ進めるのが楽しい♪
涼しくなってきたこの時期、温かいお茶といっしょにどうぞ。
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