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40~50代男性は要注意!知っておきたい「男性更年期」と「うつ」の深い関係

2024.02.23

うつ病は、もともとは女性のほうが患者数が多い病気。
それは、女性の場合は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の変化により、精神状態が不安定になったり、抑うつ状態を引き起こしたりしやすいことが原因のひとつと言われています。
特に、女性ホルモンの分泌量が激減する45~55歳の更年期には、「更年期障害」と呼ばれるさまざまな不調が生じることも多く、それと関連して、うつ病を発症する人も多いのです。

意外と知られていない「男性更年期」と「うつ」の深い関係

では、男性の場合はどうでしょう?
厚生労働省の調査(※)によると、50代のうつ病患者は女性が約19万8000人、男性が約16万9000人と、男性もけっして少ない数ではありません。
※厚生労働省「患者調査」(2020年)より
あまり知られていませんが、実は男性にも「更年期障害」があり、抑うつ状態、睡眠トラブル、疲労感など、うつ病と似た症状が出ることも。
女性ホルモンと異なり、男性ホルモン(テストステロン)が減少するタイミングやスピードは個人差が非常に大きいため、更年期を自覚することが難しく、症状が更年期障害によるものか、うつ病によるものか、わかりにくいのが特徴です。
また、男性は自分の不調やストレスを家族や周りの人に吐き出すことができずに、症状を悪化させる傾向もあります。
もし思い当たることがあれば、悪化する前に早めの受診が大切。
心療内科や精神科への抵抗感が強い場合は、「男性更年期」の可能性も視野に入れ、泌尿器科への受診も選択肢に。不調の原因をはっきりさせ、適切な治療につなげましょう。

パートナーや配偶者、身近な男性の様子がいつもと違う?元気がない?イライラしてる?
そんな「何かがおかしい」という違和感があれば、早めの受診を。

(オレンジページ刊『1000人の「そこが知りたい!」を集めました 夫が「うつ」かも? と思ったら妻がすべきこと』より )

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監修/市谷ひもろぎクリニック診療部長 本郷誠司 イラスト/新里碧 文/編集部・菊地

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