
あなたのその朝ご飯、血糖値を急上昇させてるかも。忙しい朝でもできる「理想の朝食」ガイド

健やかな一日をはじめるために、欠かせないのが朝ごはん。
けれど、トーストだけ、おにぎりだけ……という手軽な朝食では、血糖値が急上昇しやすくなることも。
朝食は抜かずに、栄養や料理の組み合わせを意識することが大切。
和食でも洋食でも、少しの工夫で、血糖値の急上昇を防ぐ〈理想の朝ごはん〉が叶います。
理想の朝ごはんって?
食事と食事の間隔があくほど、食後の血糖値が急上昇しやすくなります。朝食は抜かずに一日3食とることが大切です。一日の代謝を挙げるたけにも、朝食はしっかり食べるようにしましょう。
時間がないからと、トーストやおにぎりだけといった糖質にかたよった食事は避け、卵や野菜などでたんぱく質と食物繊維もとるように心がけてください。
〈和食なら〉

・焼き鮭
・めかぶ納豆
・もち麦ご飯
・しめじと小松菜のみそ汁
焼き魚などでたんぱく質をとり、納豆、めかぶなどを添えて、食物繊維もたっぷりとりましょう。ご飯は、白米ではなくもち麦入りにすると、食物繊維を手軽にとることができます。みそ汁には葉野菜やきのこなどを入れて、具だくさんにするのがおすすめ。
〈洋食なら〉

・ブロッコリーとベビーリーフのサラダ
・スクランブルドエッグ
・わかめ入りコーンスープ
・ライ麦パンのトースト
パンは、食物繊維もとれる胚芽やライ麦入りのものを選びましょう。たんぱく質を手軽にとるなら、スクランブルドエッグや目玉焼きなど卵のおかずがおすすめです。野菜サラダや海草のスープを添えて、食物繊維もしっかり摂取を。
しっかり食べる朝ごはんが、あなたの一日をぐっと軽やかにしてくれる。
理想の朝食をヒントに、今日からゆるっと、おいしく整えていきましょう。
監修/牧野直子 イラスト/ナカオテッペイ 文/池田なるみ