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老化&血糖値上昇防止の効果あり。酒かすのお薦めの食べ方とは?腸活ドクター監修

寒さと乾燥が気になる冬は、なんとなく体も重く感じがち。そんな季節こそ、意識したいのが体の内側から整える「腸活」です。なかでも今注目なのが、発酵の力がぎゅっと詰まった〈酒かす〉。腸を整えるのはもちろん、ダイエットやエイジングケアまで期待できるスーパーフードなんです。

腸活ドクター・髙畑宗明先生がくわしく解説。毎日の食事に取り入れやすいレシピもご紹介します。

スーパー発酵食品〈酒かす〉

ダイエット&アンチエイジング効果

酒かすには、麹菌や酵母の発酵成分がたっぷり。水溶性食物繊維「β-グルカン」が糖の吸収をおだやかにし、血糖値の上昇を抑えます。

「難消化性たんぱく質(レジスタントプロテイン)」が腸内で「短鎖脂肪酸」に変化して腸の働きを促進。さらに、老化防止&脳機能活性化に効果のある「ポリアミン」「グリセロホスホコリン」などの注目成分も含まれているなど、まさに全身にいいことずくめのスーパーフードなのです!

そんな酒かすのおすすめの食べ方をご紹介します。

『かきの酒かすチャウダー』のレシピ

作り方

鍋にバターを熱し、1㎝角に切った玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを炒める。一口大に切った白菜と1カップ程度の水を加えて野菜が柔らかくなるまで煮る。かきのむき身(加熱用)と酒かす50ɡ、牛乳120mlを加えて2分ほど煮る。塩、こしょうで調味する。

※酒かすはアルコールを含む食材です。加熱すればアルコールは蒸発しますが、微量のアルコール分が残る場合があります。妊婦や子ども、アルコールに弱い人、運転前の摂取には注意が必要です。

酒かすの発酵パワーで腸を整え、かきの亜鉛が代謝をサポート。酒かすのうまみと香りが加わった濃厚チャウダーです。

酒かすに詰まった発酵の力は、知れば知るほど心強いもの。できることから取り入れて、冬の体づくりに役立ててみてください。

『オレンジページ』2026年1月17日号より)

教えてくれたのは……髙畑宗明さん

岡山大学大学院にて博士号(農学)を取得。腸内細菌と腸内発酵学の研究者として国内外で論文を発表。腸活ドクターとして腸の健康に関する講演・食育セミナー、メディアへの寄稿など幅広く活躍中。著書に『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない』 (講談社)など。

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監修/髙畑宗明 取材・原文/太田順子 料理・スタイリング/下條絵美 撮影/中村あかね 文/池田なるみ