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お正月に絶対作りたい。縁起物の『れんこんとイクラの和風ピクルス』さっぱり味

縁起のいい食材としておなじみのれんこん。せっかくなら料理の主役に使って、おめでたいお正月の食卓に並べませんか?

今回ご紹介する「れんこんとイクラの和風ピクルス」は、れんこんのシャキっとした歯ざわりが楽しい一品。スライサーでごく薄切りにしたれんこんに、削り節が豊かに香る「だし酢」がしみしみです。和の風味がお正月にぴったりですよ。

『れんこんとイクラの和風ピクルス』のレシピ

材料(作りやすい分量)

れんこん……1節(約250g・直径7cm程度のもの)
イクラ……25g※

〈酢水〉(混ぜる)
酢……大さじ1
水……2カップ

酢……大さじ1

〈だし酢〉
砂糖……小さじ1
塩……小さじ1
酢……1/4カップ
水……1カップ
削り節……1パック(4g)

※でき上がり全体の1/4量に適した分量

作り方

(1)れんこんを切り、酢水にさらす
れんこんは皮をむき、スライサーでごく薄い輪切り(幅約1mm)にして水につける。水を数回替えて洗い、水が透き通ってきたら酢水に5分ほどさらす。

(2)さっとゆでる
鍋にたっぷりの湯を沸かして酢を入れ、水けをきったれんこんを加える。れんこんの色がうっすら透き通るまで、混ぜながら30秒ほどゆでる。ざるに上げて水けをよくきり、粗熱が取れたら耐熱の保存容器に広げ入れて、厚手のペーパータオルをのせる。

(3)だし酢に漬け、器に盛る
小鍋に削り節以外のだし酢の材料を混ぜて中火にかけ、煮立ったら火を止める。削り節を加えてひと混ぜし、5分ほどおく。(2)のペーパーの上から回しかけてなじませ、粗熱が取れたらふたをして、冷蔵庫で30分以上置く。れんこんをふんわりと折りたたみ、少しずつ重ねて器に並べ、イクラを少量ずつのせる。

お正月らしい華やかさを出したいから、盛りつけだって一工夫。れんこんをかるくたたんで立体的に並べると、光が透けてきれいです。仕上げにイクラを飾れば完璧! ぜひ小粋なひと皿が並ぶ食卓で、素敵な一年をはじめてくださいね。

『オレンジページ』2026年1月2日号より)

教えてくれたのは…
髙山 かづえタカヤマ カヅエ
料理家

出版社の編集アシスタント、料理研究家のアシスタントを経て独立。素材の食感や香りをいかしたシンプルな料理から、華やかなおつまみまで、日々の食事を大切にしながら楽しむレシピを提案している。すぐにまねしたくなるような、ほめられる盛りつけに定評がある。

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料理/髙山かづえ 撮影/砂原 文 スタイリング/福泉響子 文/編集部・山田 彩