
光熱費節約クイズ!TVは『見ない時は消す・画面の明るさを下げる』節電はどっち?

この物価高で、見直したい光熱費。ひとつひとつは少額でも、年間を通してみると意外と大きな金額になるんです。
そこで今回は、各家庭に1台はあるテレビに注目。「見ないときは消す」「画面の明るさを下げる」――より節約になるのはどっち? 家電のプロ・中村剛さんに、お得な使い方を教えてもらいました。
テレビの節電に効果的なのはどっち?
A「見ないときは消す」
B「画面の明るさを下げる」

正解は……A「見ないときは消す」
画面を明るくしすぎると、そのぶん電力を消費します。50V型の液晶テレビの場合、画面の明るさ(輝度)を1割下げると、年間約581円の節約に。ただし、いくら省エネだからといって暗くしすぎて見えづらくなっては本末転倒。
テレビのいちばんの節約法は、「見ないときは消す」こと。視聴時間を一日1時間減らすと、年間約895円もの節約に。 「オートオフ」や「オフタイマー」機能を利用すれば、消し忘れを防げます。
見ない時間はしっかりオフにする。ちょっとした習慣が、1年後の電気代に大きく響きます。まずは今日から、実践してみてくださいね!
●2025年6月10日の情報です。
教えてくれたのは……中村 剛さん
東京電力エナジーパートナー勤務。家電製品総合アドバイザー。テレビ番組のスーパー家電通選手権で優勝した経験を持つ〈家電王〉。動画「くらしのラボ」を配信するほか、暮らしに役立つ情報を発信中。
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監修/中村 剛 イラスト/ナカオ テッペイ 原文/太田順子 文/池田なるみ